能代市 男女共同参画月間 11月1日〜30日

発行:No.382 令和4年11月10日発行(4)

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能代市 男女共同参画月間 11月1日〜30日
 市では、毎年11月を「男女共同参画月間」としています。今年は、11月19日(土)に
「多様性について考えよう!一人ひとりを大切にする社会へ」をテーマに、男女共同参画
推進講座を開催します。
 今回、男女共同参画について、能代市男女共同参画推進委員会会長の鵜木恵子さん、副
会長の牧野康子さんにインタビューを行いました。

問合せ 市民活力推進課 電話89-2212


男女共同参画社会とは?
 男女共同参画社会とは「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会
のあらゆる分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経
済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責任を担うべき社会」と
されています。
 市では、平成22年11月3日に男女共同参画都市を宣言し、推進のための講座などを開催し
ています。

▼男女共同参画の状況についてどのように感じていますか
[鵜木会長]
 言葉は知っているけど、行動や実行に結びつけるところがまだできていない感じがしま
す。日本は男女共同参画が遅れていると言われていますが、男性は女性にも頑張ってもら
わなければいけないと分かっているけれど、これをお願いしますと言えないのが現実かな
という気がしています。若い世代は学校の授業などで吸収していく部分があると思います
が、地域を動かす世代が、分かっていると言いながら実際に行動できていない部分が多い
と感じることがあります。

[牧野副会長]
 最近の話ですが、ある女性から同期入社で同じ仕事をしていても男性の給料が高く、出
世して優遇され、女性はリストラの対象になりやすいという話を聞き、現実にあるのだと
驚きました。 また、自分の家庭では、男性も家事をするので、性別役割分業についてあ
まり感じない部分はありますが、周囲の話ではまだまだ意識改革されていないと感じるこ
とがあります。

▼第2次能代市男女共同参画計画では「一人ひとりを認め合い、心豊かに暮らせるまちづく
り」を基本理念としていますが、どのような取り組みが必要と考えますか
[鵜木会長]
 認め合うためにどうしたらいいか考えた時に、「多様性」をしっかり理解することが大
切だと思います。多様性には、すべての人が毎日生活していく中で、とても大事な考え方
や視点が含まれます。市民の皆さんが何も知らないよりは、知っている・聞いたことがあ
るとなれば自然に行動が変わると思うので、学ぶことやさまざまな情報を発信していくこ
とが必要と考えます。


No.382 令和4年11月10日発行(4)
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