能代のちから

発行:No.305 令和元年7月10日発行(2)

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能代のちから

新店舗オープンで商店街に元気を
鮮魚 惣菜 高橋商店
代表 高橋大樹さん(43歳)

●どんなお店ですか?
 祖父の代から続く魚屋です。能代市や八峰町で揚がった魚介をはじめ、惣菜や野菜、果
物、菓子などを販売しています。売れ筋は刺身。盛りの良さには自信があります。
 7月4日、前店舗の斜め向かいに新店舗をオープンしました。店内が広くなり、より買い
物がしやすくなりました。看板には、今でも「佐太郎さんの店」と親しまれる祖父の名前
を大きく掲げました。

●オープンの経緯は?
 私が中学生くらいの時、この商店街は反対側に渡れないほど人や車でにぎわっていまし
た。しかし今では閉店する店が増え、寂しくなりました。
 道の駅ふたついができたことで観光客が増えましたが、その人たちが商店街に足を運ん
だ時にがっかりさせたくない。商店街を活性化する一つのきっかけになればと思い新店舗
建設に踏み切りました。

●新店舗の特徴は?
 こだわりは入り口横の窓。魚を豪快にさばく調理場の内部が見られるよう作りました。
 調理場と販売スペースの間にも窓を設置。作業中でもお客さんと会話できるようにする
ためです。お客さんとの会話はとても大切。さまざまなニーズを直接聞けますから。それ
らに応えるうちに店に置く商品がここまで増えました。

●今後の抱負をお願いします
 新店舗で頑張るこの店に刺激を受けて「私も」と奮起してくれる店が増えたらうれしい
です。
 道の駅の来館者数も100万人に到達しました。観光客の0・1%でもいいから商店街に来
てもらいたい。そのために商店街の魅力をこれからもPRしていきます。


鮮魚 惣菜 高橋商店(二ツ井町字下野家後120-5)
電話 73-2958
ファクス 73-6655


No.305 令和元年7月10日発行(2)
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