9月市議会定例会市長説明

発行:No.311 令和元年10月10日発行(4)

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9月市議会定例会市長説明

 9月市議会定例会が、市役所本庁舎議場で9月3日(火)から10月2日(水)までの30日間
の会期で開催されました。初日に行われた市長説明の概要をお知らせします。

・問合せ 総務課 電話89-2113



●指定管理者制度運用の見直し
 市では第2次能代市行財政改革大綱で指定管理料のあり方の検討を行うことにしています。
 指定管理料については、令和2年度から導入が予定されている会計年度任用職員制度を
踏まえた人件費積算の算定基準の見直しなどが必要となるほか、現在指定管理を行ってい
る団体から「能代市指定管理者制度運用に関する要望書」が提出されていますので、これ
らを踏まえ、指定管理料の見直しについて検討を進めているところです。


●能代市消防団の再編
 人口減少や団員のサラリーマン化などにより、現在の消防団活動を継続することが厳し
い状況にあることから、市では、平成30年10月に能代市消防団組織の見直し等に関する検
討委員会を設置し、7月30日には、検討結果が報告されました。消防団では、検討委員会の
報告書をもとに、地域の皆さんのご意見を伺いながら、分団の統合再編や、それに伴う資
機材の有効活用などに関する考え方を取りまとめ、市に提出されています。
 市としましては、検討委員会の報告書および消防団の意向を踏まえ、議会のご意見も伺
いながら、今年度中に再編計画を策定し、3年間の移行期間を経て、令和5年4月に再編し
たいと考えています。


●能代市まち・ひと・しごと創生総合戦略
 平成27年度に策定した総合戦略の推進期間が今年度末までとなっていることから、現在、
施策の検証とともに、各種アンケート調査の集計作業などを進めています。
 また、国では6月に次期総合戦略の基本方針を閣議決定し、12月末までに総合戦略を策定
することにしており、市としましては、切れ目のない取り組みを進めるため、今後策定さ
れる県の総合戦略も踏まえ、能代市まち・ひと・しごと創生総合戦略会議や議会のご意見
を伺いながら、次期戦略を策定したいと考えています。


●能代北高校跡地の利活用
 平成26年度から「6の市」などでイベントを実施しながら活用調査を行ってきたほか、
29年度と30年度には市民意識調査などで意向調査を実施しています。これらを踏まえ、改
めて市として必要な施設や機能を検討するため、30年度から庁内検討会議を設置するとと
もに、今年度は民間関係者や有識者などのご意見を参考にしながら、利活用の方向性につ
いて協議を進めています。その内容ですが、集客機能や交流機能を有する複合施設等を検
討しており、今後、民間の動向なども注視しながら、具体化に向けて検討を続けていきま
す。


●東能代中学校跡地の利活用
 平成26年12月市議会定例会で地元団体からの陳情書が採択され、27年12月には地元団体
から提案書が提出されています。市では、28年度に、提案を庁内で検討するとともに、地
元の皆さんと意見交換を実施しています。
 また、公共施設や公共用地の基本的な考え方について、28年度に策定した能代市公共施
設等総合管理計画および29年度に策定した第2次能代市総合計画の中で整理しています。
これらを踏まえ、改めて幅広い視点から検討するため、30年度から庁内検討会議を設置し、
利活用の方向性について検討を進めています。
 その内容ですが、地元団体の提案と類似機能を有する扇淵地域センターおよび東部公民
館は、今後老朽化が進むことが見込まれることから、将来的に東中跡地に移転し、東能代
地域の地域センターおよび東部地区の公民館として整備することを基本としたいと考えて
います。今後、地元の皆様と意見交換を実施しながら、具体化に向けて検討を続けていき
ます。


No.311 令和元年10月10日発行(4)
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