特集旧料亭金勇

発行:No.330 令和2年8月10日発行(6)

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特集旧料亭金勇

能代市民なら一度は訪れたい!
木都の歴史を今に伝える
旧料亭金勇(かねゆう)

 皆さんは柳町の一画にたたずむ旧料亭金勇を訪れたことがありますか?
 実はこの金勇は、木材加工のまちとして栄え、今もその伝統が息づく能代を語るうえで
外すことのできないとても重要な建造物なんです!
 新型コロナウイルス感染症の影響で、なかなか遠出ができないこの頃ですが、ぜひこの
機会に一度は金勇を訪れて、地元能代の歴史や文化について見つめ直し、能代の魅力を再
発見してみませんか?


旧料亭金勇の歩み

 明治23年に初代金谷勇助氏が料亭金勇を創業。
 木都能代を象徴する建物で、県内屈指の料亭として各種宴会や接待、婚礼などに広く使
われました。現在の建物は、昭和12年2代目金谷勇助氏によって建てられ、その後平成10年
10月26日に国登録有形文化財に登録されました。
 平成20年8月末に閉店しましたが、国の有形文化財に登録された建物は天然秋田杉が十分
生かされ、同様に再建築することは不可能で、重要なものであること、木都能代の発信基
地を担える建物であることから、翌年の平成21年に市に寄贈されました。
 寄贈から11年、木都能代の歴史や文化を今に、そして将来にわたって市内外に発信する
ため、これからも運営を行っていきます。


No.330 令和2年8月10日発行(6)
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