「もしも」に備えて日ごろから準備を 防災特集【風水害編】

発行:No.334 令和2年10月10日発行(8)

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「もしも」に備えて日ごろから準備を 防災特集【風水害編】

 近年、台風や大雨により全国各地で洪水や土砂災害、家屋の浸水や倒壊などの被害が多
発しています。
 今年の台風10号では、ホテルや旅館などへの早い段階での自主避難が多く見られました
が、台風や気候の変動が起きやすいこの時期、自分や周りの人の命を守るため、「もし
も」に備えて、避難のタイミングや持ち出し品などについておさらいしましょう。

●避難のタイミングを知る
 台風や大雨の影響で、水害や土砂災害の発生が想定される場合、市や国、県からさまざ
まな情報が出されます。
 そのうち、市が出す情報を避難情報、国や県が出す情報を防災気象情報として区別して
います。9ページにはこれらの情報を警戒レベル別に5段階に整理した表を掲載しています。
 安全・確実な避難のため、表を参考に避難のタイミングをチェックし、インターネット
やテレビなどで最新の情報を確認しながら、災害に備えましょう。

・避難情報って…?
 災害時に市が発令する情報です。地域の状況に応じて出す避難勧告や避難指示、災害が
実際に起きていることを把握した場合に発令する災害発生情報などがあります。

・防災気象情報って…?
 気象災害を防止・軽減するために国土交通省や気象庁が発表する警報や気象情報などの
情報です。

●避難場所を知る
・緊急避難場所や避難所を確認しましょう
 緊急避難場所や避難所は、災害時に危険から命を守るための避難場所です。 
 市が指定する緊急避難場所や避難所は市で作成した防災ハザードマップのほか、市ホー
ムページにも掲載しています。あらかじめ避難のための道順を確かめて、災害に備えてお
きましょう。

※災害の種類によっては避難できない場所もありますので注意しましょう。場合によって
 は自宅避難や親せき・知人宅への避難も検討しましょう。

・防災ハザードマップを活用しましょう
 市で作成している防災ハザードマップには、洪水の浸水範囲と浸水の深さ、土砂災害警
戒区域、指定緊急避難場所や指定避難所の位置など各種災害ごとの対策方法などを掲載し
ています。

●電話を使ったサービス

・防災行政無線テレホンサービス 電話54-4890
※放送終了後24時間まで確認可

・災害用伝言ダイヤル「171」
利用案内に従って伝言の録音・再生ができます。


No.334 令和2年10月10日発行(8)
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