健康いきいきメモ

発行:No.341 令和3年2月10日発行(12)

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健康いきいきメモ
認知症は早期発見・早期対応が大切です
認知症初期集中支援チームがサポートします

 市では、年を重ねても住み慣れた地域で暮らし続けられるよう、認知症の方やその家族
と早期に関わる「認知症初期集中支援チーム」を配置しています。認知症は誰にでも起こ
りうる病気。「あれ?認知症かも」と感じたら、すぐに相談し、早期の受診や対応を行っ
て重症化を防ぎましょう。

●認知症初期集中支援チームって?
 医療、福祉、介護の専門職によって構成されるチームです。認知症の早期発見・早期対
応に向け、認知症の方やその家族などの初期支援を集中的に行い、自立生活のサポートを
行っていきます。
 また、チーム員をバックアップするため、専門的なアドバイスを行う認知症サポート医
を配置し、お互いに協力しながら認知症の方や認知症が疑われる方への相談支援をしてい
きます。

●どんな人が支援の対象なの?
 40歳以上で自宅で生活をしており、認知症の症状がある方で、(1)〜(3)のいずれか
に該当する方が対象です。
(1)認知症の診断を受けていない方、または治療を中断している方
(2)医療サービスや介護保険サービスに結びついていない方
(3)認知症による症状が強く、どのように対応したらよいのか困っている方

このような症状に気づいたら早めにご相談を!
〇同じことを何度も話したり、聞いてくることが増えてきた。
〇外出することが億劫になり、自宅に引きこもることが増えた。
〇買い物時、小銭が使えず、紙幣ばかり使う。
〇しまい忘れ、置き忘れが増え、いつも探し物をしている。
〇ささいなことで、怒りっぽくなり、頑固になってきた。
〇片付けができず、部屋の中にごみが散らかってきた。

●どんな支援をするの?
 チーム員が自宅へ訪問し、最長6カ月間を目安に、医療機関受診や介護サービス利用の
サポート、ご家族の介護負担軽減などの支援を中心に行い、本人や家族が安定した生活
が送れるよう支援しています。元年度は27人支援を行い、13人が専門医受診、11人が介
護サービスへつながりました。認知症かも?と思ったら、一人で抱え込まないでまずは
ご相談ください。

●【支援の流れ】
(1)担当の地域包括支援センターか長寿いきがい課へご相談ください。
(2)「初期集中支援チーム」が家庭訪問など行い相談などに応じサポートを行います。
(3)適切な医療・介護サービスなどへつなぎ、地域包括支援センターへ引き継ぎます。

・問合せ 長寿いきがい課 電話89-5355
     各地域包括支援センター
     本庁地域……電話74-7156
     北地域………電話74-7730
     南地域………電話74-6700
     二ツ井地域…電話73-6662


No.341 令和3年2月10日発行(12)
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