能代のちから Iターン編 No.102

発行:No.343 令和3年3月10日発行(2)

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能代のちから Iターン編 No.102
このコーナーでは、まちの元気さんを紹介します。

井上 清美 さん(78歳)
牧師だった夫のサポートに尽力これからは趣味の時間を楽しみたい

●夫の引退を機に移住
 昨年3月、宮城県白石市から移住しました。約50年、牧師として働いてきた夫の引退を
機に、夫の体調面も考慮して、新天地でゆっくりと静養しようと移住を決断。夫が日本海
側を希望し、大きな病院もあるので能代市に決めました。雪が少ないと聞いていたけれど、
今年はとても多いので驚いています。
 これまで牧師として全国各地の教会で働いてきました。各地で周囲の方に十分にサポー
トしてもらったので、これからは2人だけで生活していこうと誰も知り合いのいないこの
地を選びました。家から川や海が近く、白神山地が見えるところがとても気に入っていま
す。特に今の季節は山々が雪を抱いた「氷の山」のようで、夕日にきらきらと輝く光景が
とてもきれいです。

●市特産の食材がお気に入り
 移住して一番感動したのが食材のおいしさ。肉も魚も野菜も何でもおいしい。特に市の
特産の山ウドが大好き。宮城県でもおいしい山ウドが食べれていたけれど、より香りがし
っかりしていて柔らかい。太くて手ごろな価格なので見つけたら買ってしまいます。山菜
も大好き。夫が下処理から調理もしてくれます。春になったら山菜取りにも出掛けたいで
すね。

●それぞれの趣味の時間を
 これまで教会の運営のほか、看護師やケアマネジャーの資格を生かした仕事で忙しい毎
日でした。これからは、小さい時から好きだった絵をいろいろ描きたいなと思っています。
夫は、これまで読めなかった本を読むのが楽しみと話しています。2人それぞれ趣味の時
間を過ごしていきたいです。

No.343 令和3年3月10日発行(2)
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