消防団員を募集しています

発行:No.343 令和3年3月10日発行(6)

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消防団員を募集しています

皆さんの力をお貸しください
地域の安全・安心を守る

 地域の安全・安心を守るために設置されているのが消防団です。消防団はどういう組織
で、どういった活動を行っているのか、団員の身分などについてお知らせします。

●どんな活動をしているの…?
 地域における消防防災のリーダーとして、平常時、災害時を問わず、その地域に密着し
たさまざまな活動を行っています。
【例えば…】・火災発生時の消火活動
      ・大規模災害時の救助や救出
      ・災害に備えた訓練や住民への防火啓発
      ・警戒巡視
      ・避難誘導

●消防団とは?
 消防団は、消防署などと同じく、それぞれの市町村に置かれている消防機関です。
 消防職員は仕事として消防業務をしていますが、消防団員は自分の仕事をほかに持ちな
がら、職員と同じように消防業務にあたっています。

●団員の身分や待遇は?
 消防団員の身分は、非常勤特別職の地方公務員で、年報酬や、災害時の出動などへの手
当を支給します。
 また、公務災害補償や長く団員を務めると、慰労のため
の退職報償金も受けられます。 さらに、市では、団員の福利厚生充実のため、共済・互
助制度の掛け金を公費で負担しています。

●消防団の現状と市の取り組み
○団員数は減少傾向に
 地域の安全・安心のため、さまざまな活動をしている消防団ですが、ここ数年、団員数
は減少の一途をたどり、2月1日現在で、定数850人に対し、実員673人、充足率は約8割を
切っています。
 災害時などには、消防署員だけですべてのことに十分対応することができるとは限りま
せん。このようなとき、地域の事情に詳しい消防団が活躍しますが、このまま減少が続く
と、その活動の低下が心配されます。

○団員の7割が被雇用者
 近年は団員の仕事の形態が変わってきており、団員の7割を超える方が被雇用者となっ
ています。被雇用者は一般的に自営業の方よりは、時間に都合をつけづらいため、参加
できる活動が限られることがあります。加えて、勤務先が自宅から離れていることもあ
り、昼間の災害発生時における地域での活動が思うようにできないことも心配されてい
ます。
○団員確保のための市の取り組み
 このため、団員の確保と活動しやすい環境づくりを消防団の最重要課題と位置付け、
さまざまな取り組みを行っています。
 具体的には、昼間の火災や大規模な災害などの限定された活動にのみ従事する機能別消
防団員の導入や、団員の勧誘活動をしてもらう団員確保推進員の委嘱、広報紙でのPRや成
人式での募集チラシの配布、自治会や事業所などへの協力要請などです。
 また、消防団に積極的に協力している事業所などを認定し表示証を交付しているほか、
この事業所などへの優遇措置として市独自の報償金制度も設けています。
 
・問合せ 防災危機管理室(能代消防署内)電話52-3311 地域局総務企画課電話73-2112


No.343 令和3年3月10日発行(6)
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