あなたにタッチ

発行:No.347 令和3年5月10日(23)

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あなたにタッチ
心を結ぶ“わ"をつなごう 128
 このコーナーは、市民の皆さんをリレー方式でご紹介します。

思い出の中の絵本
北嶋 亮子 さん(落合)

 子どもの頃、おもちゃはあまりない家庭でしたが絵本だけはたくさんありました。
 読んでも読んでも読み切れないほどの絵本が本棚にぎっしりとあり、それを読んで
 過ごしていたのを覚えています。大人になってからも読書好きは変わらず、書店巡り
 を楽しんでいると、ふと絵本コーナーが目に入りました。色鮮やかな絵本は大人に
 なっても楽しく、眺めていると本棚の目立つ位置に子どもの頃に読んだ絵本が堂々と
 飾られていたのです。つい懐かしく手に取ってみました。大体は記憶通りの内容だった
 のですが、途中で曖昧になっていたり物語の終わりを勘違いしていたり…。
 絵本は時に理不尽な内容もあるのですが、子どもの頃は素直に受け入れていたのが不思議です。
 現在も職業柄、絵本に触れる毎日です。子どもたちに読み聞かせをしたり、絵本を眺めたり
 しながら、いつかこの子たちも大人になったときに絵本を懐かしむ時が来るのかなと思うのです。

※次回は、岸部浩子さん(景林町)にタッチします。

No.347 令和3年5月10日(23)
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