KODOMONOSHIRO
発行:No.351 令和3年7月10日 発行(4)
この記事を掲載した紙面のPDFファイルは、こちらからダウンロードできます。
>>広報のしろ PDFファイル
紙面の確認や印刷にはPDFファイルが適しています。
KODOMONOSHIRO
【広報のしろ特別編集】お子さんと一緒にご覧ください
こどものしろ
「こどものしろ」は能代の未来を切り開く子どもたちに剥けた広報です。
もっと、ずっと、能代を愛して欲しいから、能代の色んなことをお知らせしていきます。
能代の自慢の味 檜山納豆
おいしさの秘密に迫る!
7月10日は「納豆の日」。能代市で納豆といえば、市内の学校給食でも登場する檜山納豆だよね。
今回は、江戸時代から変わらぬ製法で納豆を作り続ける「元祖檜山納豆」を取材したよ。
檜山納豆の製造工程をはじめ、歴史や納豆Q&Aなどを紹介。
納豆のプロお薦めのレシピも教えてもらったので、ぜひお家の人と一緒に作ってみてね。
家伝の秘宝として伝わる
檜山納豆の歴史を紐解くと室町時代までさかのぼるよ。
当時、合戦より追われた落人が檜山地区に移り住み、そこで子孫に代々納豆づくりを伝えたのが
起源といわれているんだって。その後「家伝の秘宝」として3軒が継承。
うち2軒は明治時代に廃業し、残った九嶋又四郎家が現在の元祖檜山納豆として納豆を作り続けているよ。
発酵の成功は運次第だった!?
納豆特有の粘りと香りは納豆菌によって生まれるのは知っているかな。
元祖檜山納豆の人気商品といえば稲わらを使ったわらつと納豆。実は稲わらにも納豆菌が含まれているんだ。
ただし、温度管理がとても大切な納豆。冷蔵庫が普及する昭和中ごろまでは、
発酵がうまくいかず粘らない納豆もあったんだって。
昔ながらの製法を守りつつ、近代的技術を加えおいしい納豆を作り続ける元祖檜山納豆。
いよいよ工場見学へ出発だ!
No.351 令和3年7月10日 発行(4)
広報TOPページへもどる