あなたにタッチ

発行:No.359 令和3年11月10日(19)

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あなたにタッチ
心を結ぶ“わ"をつなごう 171

 このコーナーは、市民の皆さんをリレー方式でご紹介します。

変化する我が町に思うこと
森 崇太郎 さん(畠町)

 今年の春に高校を卒業し、市内の会社に就職しました。私は学校の勉強が得意ではありません
でしたが、英語は大好きで、社会人になっても英語に触れる機会を持ちたいと思っていました。
また、趣味のバイクで、幼いころ映画で見たカリフォルニアのデスバレーを走りたいという夢も
あります。そのために英語のコミュニケーションスキルを上げたいと思い、マルヒコビルヂング
内で英会話を学んでいます。ビルの2階に上がると、杉の匂いがします。私は木に携わる仕事を
しており、先日樹齢の数え方を学びました。百年前に植えられた秋田杉の伐根を見たとき、自分
が関わった杉も百年先につながる仕事になるのだと感動を覚えました。

 私が育った畠町はシャッター街と呼ばれますが、以前は多くの人々の生活を支えていたと聞いて
います。家の古いアルバム写真には畠町大通り歩行者天国を楽しんでいる大勢の人達の姿が写って
いました。役七夕、こども七夕、おなごりフェスティバル、さまざまな行事の立役者ともいえる
地域だと思って育ちました。

 今ここで畠町商店街の未来が変わろうとしています。この商店街の百年後の未来はどんな街に
なっているのか、ワクワクと共に自分が育ったこの町で何ができるのかを考えていきたいと思います。

※次回は、北林一光さん(昭南町)にタッチします。


No.359 令和3年11月10日(19)
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