こどものしろ

発行:No.361 令和3年12月10日 発行(4)

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こどものしろ
【広報のしろ特別編集】お子さんと一緒にご覧ください

こどものしろ
「こどものしろ」は能代の未来を切り開く子どもたちに向けた広報です。
もっと、ずっと、能代を愛して欲しいから、能代の色んなことをお知らせしていきます。

私たちが守り継(つ)ぎます
能代の誇(ほこ)り 民俗(ぞく)芸能
 市内各地に伝わる番楽(ばんがく)やささら踊(おど)りといった民俗芸能。その歴史と
技を守ろうと、たくさんの子どもたちが練習し文化祭などで披露(ひろう)しています。
この時期恒(こう)例の子ども民俗芸能発表会は、今年も中止に。そこで今回は、毎年参加
していた5団体を紙上で紹介します。地域の伝統を守り継ぐ子どもたちの勇(ゆう)姿を
ご覧ください。そして発表の場が戻(もど)ってきたらぜひ間近でお楽しみください。

鰄渕番楽
 鰄渕(かいらげふち)地域に伝承される番楽です。毎年8月13日の夜、鰄渕神明社で
奉(ほう)納の舞(まい)が行われます。荒面(あらめん)や翁(おきな)など8演目があり、
全てお面を着けて舞います。勇壮(そう)な舞が多く、女舞(おんなまい)はありません。
能代東中で伝承活動が行われています。鰄渕番楽のほか常州下御供佐々楽
(じょうしゅうくだるおんともささら)、檜山舞、鶴形ささらを生徒の有志が練習。
9月の文化祭の「伝統芸能ミニ発表会」で披露しています。

今年の伝統芸能ミニ発表会では4人が鰄渕番楽を披露しました


能代東中3年 伊藤莉李(りり)さん
 昨年は檜山舞に挑(ちょう)戦し、今年は挑戦したことがないものをやってみようと思って
鰄渕番楽を選択(たく)しました。教わったのは荒面。武士のような男性らしい舞が特徴(ちょう)
なので、扇(おうぎ)や刀を使い大きく舞うのが難しかったです。地元の人にもっと知ってほしい
ので発表の場が増えるとうれしいです。


No.361 令和3年12月10日 発行(4)
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