都市計画マスタープランと立地適正化計画の素案の概要をお知らせします

発行:No.362 令和4年1月1日 発行(8)

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都市計画マスタープランと立地適正化計画の素案の概要をお知らせします

 都市計画マスタープランは、長期的なまちづくりの方向性を示す計画であり、都市整備
分野を中心としながら、まちづくりに関連する他の分野との連携を強めていくための役割
も担う計画です。立地適正化計画は、持続可能な都市の構築に向け、施設や居住の誘導に
よって、暮らしの機能(居住や医療・福祉・子育て支援・商業等の生活サービス施設など)
を守るために、必要な事項を定める計画です。今回は、2つの計画の素案の概要について
お知らせします。
問合せ 都市整備課 電話89-2197


都市計画マスタープラン・立地適正化計画
まちづくりの将来像
 まちづくりの将来像は、本市の最上位計画である第2次能代市総合計画の将来像「“わ”
のまち能代」を位置付けます。

計画の目標
 第2次能代市総合計画で位置付けている基本目標に対し、まちづくりの課題や市民意向を
踏まえ、都市整備分野が中心となって達成すべき4つの目標を設定します。
目標(1)ヒト(市民や来訪者)やコト(体験)が交錯する、生活・文化・情報の拠点があるまち
目標(2)市民の暮らしを支える、産業基盤が整ったまち
目標(3)海・川・山の豊かな自然とともに生きる、強くしなやかな生活基盤の整ったまち
目標(4)本市固有の地域資源を守り・活かす、自然や歴史・文化を継承するまち

将来都市構造
 人口減少・高齢化が進行する中にあっても持続可能な都市を構築するため、現在の配置を基本
としながら、都市機能が集積する各地域の拠点を中心に、都市機能や居住を維持し、または積極
的な誘導・集積を進めるとともに、各地域の資源を活用した連携・交流を促進することで、「集
約連携型の都市構造」を目指していきます。

 2つの計画の策定は、アンケートやワークショップ、策定委員会などにより、市民の皆さんと
一緒に考えながら進めています


都市計画マスタープランの素案の概要
●全体構想
 全体構想では、まちづくりの将来像や計画の目標を達成するため、次の5つの分野ごとに、
 必要な取り組み方針を位置付けます。
(1)土地利用
(2)交通体系
(3)住環境・市街地整備
(4)防災まちづくり
(5)都市施設整備

●地域別構想
 地域別構想では、市内6地域(旧常盤中を含む中学校区)ごとに、地域の現況、アンケート調査
 や地域別ワークショップなどによる住民意向、課題などを踏まえ、将来の地域のまちづくり
 の方向性を示します。
 
●実現化方策
 実現化方策では、全体構想における各分野の方針に基づき、都市計画として対応すべき事項や
 主要な施策を定め、まちづくりの将来像や計画の目標の実現に向けた施策を推進します。


No.362 令和4年1月1日 発行(8)
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