こどものしろ

発行:No.366 令和4年3月10日 発行(4)

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こどものしろ
【広報のしろ特別編集】お子さんと一緒にご覧ください

こどものしろ vol.17
「こどものしろ」は能代の未来を切り開く子どもたちに向けた広報です。
もっと、ずっと、能代を愛して欲しいから、能代の色んなことをお知らせしていきます。

地域に根差して50年
鎌田段ボール工業株式会社
 私たちの生活にとても身近な段ボール。その製造工場が能代にあるのを知っているかな。
「鎌田段ボール工業株式会社」は市内に工場を建ててから50年になる会社で、昨年、県企業
誘致推進協議会から永年立地企業感謝状が贈られたよ。「段ボールってどうやって作られて
いるんだろう?」。そんな素朴な疑問を胸に工場を見学。取材の中で見つけたいろいろな
「へ〜!」をみんなにも紹介するよ。

鎌田段ボール工業とは?
 昭和22年に現在の岩手県奥州市で創業。秋田工場は、45年に現在地に建設されました。
 「もともとは田んぼしかなかった場所。段ボール作りに欠かせない水が豊富なところや、
交通の便が良く配送に適していたところがこの場所に工場を作った理由だと思います」と
安保史彦工場長が教えてくれました。

 段ボール製品の製造工程は「製紙工程」「貼合工程」「製箱工程」の3つに分けられますが、
秋田工場では段ボール箱を作る製箱工程を行っています。一日に製造する段ボール箱は、
最大2万5,000枚に上ります。
 主に、青果物や医療品などの規格に合わせた段ボール製品をオーダーメードで製造。
「木都のしろ」らしく、天井板といった木製品をこん包する製品も多いそうです。
 「段ボール製品はほぼ100%がリサイクル可能。環境に優しい製品です」と安保工場長。
「みなさんの身の回りに必ずある物だと思うのでリサイクルを心がけてほしいです」と
話していました。

鎌田段ボール工業株式会社 秋田工場 
工場長 安保 史彦さん


No.366 令和4年3月10日 発行(4)
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