こどものしろ

発行:No.366 令和4年3月10日 発行(6)

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こどものしろ

工場に潜入!
 作業は印刷から結束まで機械で行われるけど、出来栄えのチェックなどは人の目で。
日本工業規格(JIS)の3倍以上という20項目の検査を各工程で行い、品質管理に力を
入れているんだ。印刷機レーンと打抜機レーンを見学させてもらったよ。


印刷機レーン
(1)製造データを確認
 1日に印刷される各企業のデータが並んだコンピューターで製造データを確認。
 1日約40件の注文をこなすそう。

(2)シートを移動し機械にセット
 使用する段ボールシートは人の手で印刷機へ移動。このシートは岩手県の本社工場で
 作られ、毎日秋田工場にトラックで運ばれてくるんだ。

(3)印刷
 印刷の機械は3つのブースに分かれていて、それぞれ1色ずつプリント可能。
 1色なら1つ、3色なら3つのブースが作動するんだ。
チェック!  
樹脂製の印版からシートへ判子のようにインクを転移。印版の着脱は人の手で。
使用後すぐ水洗いしていたよ。

(4)溝切り
 プリントが終わると、溝切りや穴開けといった加工も同時に行われて次の工程へ。
チェック! 
印刷が終わったシートを抜き取って文字の位置や色の濃さなどを確認。

(5)のり付け・接着
 のり付け後、ベルトで運ばれながら少しずつ折り曲げられて接着。
 折りたたんだ状態の段ボール箱に成形されるよ。

(6)結束・排出
 設定の枚数ごとに結束され排出。200枚製造するのにセットから排出まで7〜8分で
 作業が完了したよ。

(7)出荷
 配送用のトラックに手際よく積んで、早ければ排出後すぐに注文のあった会社へ
 配達するそう。


No.366 令和4年3月10日 発行(6)
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