中心市街地活性化地域おこし協力隊特集

発行:No.367 令和4年3月25日 発行(2)

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中心市街地活性化地域おこし協力隊特集
地域がおきる 地域もおこす 地域がかわる

 協力隊の3人がマルヒコビルヂング(畠町)に集合!協力隊としての日々を振り返り、
今後の目標を語り合いました。

1年間活動してみてどうでしたか?
〈優花〉「まち灯り」や「のしろいち」などさまざまなイベントのお手伝いをさせて
もらったのですが、動き方を学べたのはもちろんのこと、イベントを通して
さまざまな方と出会うことができました。
能代に戻って来た当時は中心市街地活性化に関わっている方のことはほとんど
知らなかったのに、商店街イベントの支援をさせてもらってそこから輪が広がり、
知っている人が増えていきました。街なかに入り込んだからこそ見えてきたもの
がたくさんあって、自分はそこがポイントかなと思っています。

〈香蓮〉わたしもイベントの手伝いというのがやっぱり大きかったです。最初に駅前商
店会と一緒に「ファンタジーパークプロジェクト」をやらせてもらったのが基礎
となり、それを生かしながら活動することができました。来年度お手伝いすると
きも、さらに経験を生かすことができるのかなと思います。また、「しごとーーい」
というイベントを、一から作り上げたのも大きいなと思っています。中心市街地活
性化に直結することではないけれど、子どもたちや地域の人たちが、地元を好きに
なるとか、地元でできることをもっと知るとか、そういうのが中心市街地活性化に
は絶対につながることだと思うので、そういうアプローチの仕方もできたのが経験
になりました。

〈鈴木〉僕が去年初めてここに来たのが2月の初旬で、自分のアパートとかを見て回ったと
きに、冷たい風が吹いていて、商店街のシャッターはみんな閉まってるし電気も消
えてるし暗いとこだなと思ってしまいました。着任してから、優花さんといろいろ
回って、おばあちゃんやおじいちゃんと話をしていく中で、いろんな側面が見えて
きたり、あるいは課題も見えてきたり、向こう側だけじゃなくてこっち側の課題、
あるいは街全体としての課題とかっていうのがいろいろ見えてきました。そういう
気持ちで1年間活動していたら、初めてここに来たときに自分が見た畠町大通りだと
か柳町商店街の景色と今見えている景色がまるっきり違うんですよ。いろんな人と
話ができ、いろんな背景があるんだなっていうのが分かって、1年間の積み重ねに
なっていった結果、違った景色に見えるんだろうなっていう、それがなんか感慨深
いんですよ。

田中優花〈たなか ゆうか〉能代市出身
R3年3月より活動開始
(主な活動)商店街イベント支援
#ohana マルシェ / のしろ100の風景をつくるプロジェクト

佐藤香蓮〈さとう かれん〉秋田市出身
R2年10月より活動開始
(主な活動)商店街イベント支援
しごとーい in のしろ / ファンタジーパークプロジェクト / ヤキイモでほくほくまちづくり


No.367 令和4年3月25日 発行(2)
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