あなたにタッチ

発行:No.368 令和4年4月10日(23)

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あなたにタッチ
心を結ぶ“わ"をつなごう 175
 このコーナーは、市民の皆さんをリレー方式でご紹介します。

難解な方言
花田 明子 さん(須田)

 私は高校を卒業後、進学のため能代を離れ、30年ぶりに帰郷し、現在は家業である
建築関係の経理事務を手伝っています。
 東京を離れる1カ月前に結婚した夫は兵庫県姫路市出身で、普段はコテコテの播州弁
(関西弁の一種)で話します。さすがに1年半、能代で生活しているので、最近は能代
弁が聞き取れるようになりましたが、最初は何を言っているのか分からなかったようです。
 例えば、夫が仕事から戻り、私の両親から「よいでねがったな。」と声を掛けられても、
無反応だったので、「大変だったね。って言ってるよ。」とか「だらっこある?」と聞か
れても、聞こえないふりをしていたり。ほかにも「ぶじょほ」「うるがす」「せば」など、
たくさんありました。自分では使わない表現でも、理解出来る私は、やはりネイティブな
んだと実感します。
 これから、生まれ育ったこの能代で、地域の方々との繋がりを大切にし、穏やかな日々
を送っていきたいと思います。

※次回は、櫻井 照夫さん(真壁地)にタッチします。


No.368 令和4年4月10日(23)
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