令和4年度秋田県学習状況調査結果の概要

発行:No.388 令和5年2月25日発行(2)

この記事を掲載した紙面のPDFファイルは、こちらからダウンロードできます。
   >>広報のしろ PDFファイル
紙面の確認や印刷にはPDFファイルが適しています。




令和4年度秋田県学習状況調査結果の概要

学習の意欲等に関するアンケート
●「勉強が好きだ」と回答した児童生徒の割合は、ほとんどの学年で5ポイント以上県平均
を上回っています。また、95%以上の児童生徒が「勉強は大切だ」と回答し、90%近い
児童生徒が「学校の勉強がよく分かる」と回答しています。
●「将来の夢や目標をもっている」と回答した児童生徒の割合は、すべての学年で県平均
を大幅に上回っています。(グラフ(1))各校では、地域の協力を得ながら、働くこ
との意義や職業観の醸成など、発達段階に応じたキャリア教育に力を入れていることが
うかがえます。
●「学校がない日(休日)、1時間以上勉強する」と回答した児童生徒の割合について、昨
年度は県平均を下回る学年がありましたが、今年度は全学年で上回っています。
(グラフ(2))各校で、昨年度の課題を受け、改善に取り組んだことがうかがえます。
平日、じっくり家庭学習へ取り組めない分を、休日に補っていると考えられます。
●授業でのICT機器の活用に関する質問項目では、すべて県平均を上回り、タブレット端末
の本格導入後、有効に活用していることがうかがえる結果となりました。


ほぼすべての授業にタブレット端末
ICT活用が進む能代一中を取材!
 県のICT活用推進校として、令和3年度からタブレットや電子黒板などを全教科の授業で
使用しています。タブレットは1人1台。学習問題を多様な方法で調べたり、発表する内容
をクラス全員で画面共有したり、学習ツールの一つとして定着しています。タブレットを
持ち寄りながら意見交流するなど、生徒自身にしっかり考えさせるのも同校が大切にして
いる部分。自主性を伸ばしながら、学ぶ楽しさを育んでいます。


当たり前のことに徹底して取り組める能代っ子
 家庭での規則正しい生活習慣という土台があることで、秋田の探究型授業が機能し、子
どもたちの主体的な学びにつながっています。また、学校の授業と家庭学習との連動も、
良好な学習状況に結び付いていると考えられます。
 凡事徹底。当たり前のことに徹底して取り組めるのが能代っ子の強みです。


No.388 令和5年2月25日発行(2)
広報TOPページへもどる