松くい虫から貴重な森林を守るため

発行:No.395 令和5年6月10日発行(9)

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松くい虫から貴重な森林を守るため
薬剤散布と伐倒駆除を行います
 薬剤散布と伐倒駆除は、松くい虫による松枯れを防ぐために行っています。松を枯らす
原因は「マツノザイセンチュウ」という体長1ミリに満たない小さな線虫です。この線虫が
松の樹体内で増殖し、水の通り道を塞ぐことで、松枯れを引き起こします。
 このマツノザイセンチュウを健全な松に媒介し、被害をまん延させるのが「マツノマダ
ラカミキリ」という昆虫です。薬剤散布や伐倒駆除には、松枯れの原因となる線虫・カミ
キリが健全な松への侵入を防ぐ効果があります。
 能代の貴重な森林資源としての松林を保護し、強風、飛砂、津波といった自然災害から
能代を守っていくため、ご理解とご協力をお願いします。

薬剤散布 6月中旬〜7月中旬
伐倒駆除 6月上旬〜7月上旬

問合せ 米代西部森林管理署 業務グループ 電話54-5511
    県山本地域振興局 森づくり推進課 電話52-2181
    林業木材振興課 電話89-2250

ご注意ください
・薬剤散布中は掲示板などで作業中であることをお知らせします。散布区域内には立ち入
 らないでください。また、食べ物や洗濯物を外に出さないようにしてください。
・散布区域内および周辺の青空駐車は避けてください。
・万が一、薬剤が体に付いた場合は、直ちに石けんで洗い落としてください。薬剤は、低
 毒性のもの(アセタミプリド液剤・チアクロプリド水和剤)です。
※住宅地や農地と隣接している松林は、一定の距離を取って散布を行います。


No.395 令和5年6月10日発行(9)
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