禁煙

発行:No.401 令和5年9月25日発行(13)

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禁煙
命と健康を奪い続けるたばこの怖さ
 喫煙は、脳卒中や心臓病、慢性的な肺疾患、糖尿病、慢性腎臓病など、さまざまな生活
習慣病を引き起こすほか、肺がんに限らず多くのがんの原因になります。これらの病気の
リスクは喫煙を開始する年齢が早いほど増加します。さらに喫煙開始が早いほど、ニコチ
ン依存症の程度が強くなり、喫煙本数が増え、禁煙しにくくなるだけでなく、アルコール
をはじめ、違法な薬物乱用に進展しやすくなることが分かっています。

望まない受動喫煙を「ゼロ」に!
 副流煙には喫煙者が吸い込む主流煙よりニコチンが2.8倍、タールが3.4倍、一酸化炭素
が4.7倍と多く含まれています。受動喫煙により、肺がん、虚血性心疾患、脳卒中、乳幼児
突然死症候群のリスクが高まります。自分自身や大切な周囲の人のために、禁煙すること
や受動喫煙をさせないよう配慮する必要があります。

禁煙外来を活用して上手に禁煙!
 喫煙しない時間が続くとイライラするのも、喫煙して落ち着いた感覚になるのも、 ニコ
チン依存症の症状です。ニコチンに依存した生活から逃れるのは簡単なことではありませ
ん。禁煙を効果的に進めるための方法の一つとして禁煙外来があります。禁煙外来では、
禁断症状を和らげる飲み薬や貼り薬を処方してもらえるほか、医療スタッフが禁煙成功に
向けて励ましてくれたり、無理なく禁煙する方法をアドバイスしてくれたりします。


No.401 令和5年9月25日発行(13)
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