11月は能代市男女共同参画月間です

発行:No.402 令和5年10月25日発行(10)

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11月は能代市男女共同参画月間です
 「アンコンシャスバイアス」という言葉を知っていますか。自分自身では気付いていな
い無意識の思い込みや固定概念と言われています。自分では当たり前と思っていることで
も、他の人にとっては当たり前ではないかもしれません。そのため、何気ない行動や発言
が相手を傷つけてしまい、生きづらさにつながっている場合があります。アンコンシャス
バイアスへの気づきは多様性を認め合い、みんなが自分らしく生きていくことができる社
会の実現に向けての第一歩です。
 第2次能代市男女共同参画計画では基本理念を“一人ひとりを認め合い、心豊かに暮らせ
るまちづくり”と定めています。
 今回は、能代市男女共同参画月間にあたり、能代市男女共同参画推進委員から日ごろ感
じていることについてお寄せいただきました。

「男女共同参画について私が感じること」
能代市男女共同参画推進委員 竹内優理奈さん
 能代に住んでいて、地域を元気にしようと活動されている女性が増えてきたように思い
ます。もちろん男性もいらっしゃいますが、女性達の頑張りに励まされています。多くの
方が地域に住む人のために、まちを良くしようと日々活動されていると感じます。性別に
関係なく、それぞれが得意分野で活躍できる地域であってほしいと思います。
 子育て世代のお母さんからは、子どもが急に熱を上げた時、休むことを職場に連絡する
ことがストレスになっている、夫には仕事を休んでと頼めない、子育てのストレスで悩ん
でいる時どうしたらいいか分からないという声を聴きました。家庭、職場、地域で子育て
世代への理解がもっと進むといいなと痛感し、急な託児は難しいとしても、病児預かりや
一時的な預かりができる場をもっと周知して、必要としている人に届けなければならない
なと感じました。
 男女共同参画が今より少しでも進むには、お互いに協力し合って社会をつくっていくこ
とが大事だと思います。

令和5年度能代市男女共同参画推進講座
気づこう!知ろう!アンコンシャスバイアス
〜自分らしく生きていくことができる社会の実現をめざして〜
日時 11月11日(土)午後1時30分〜3時30分
場所 中央公民館
講演/講師
・「井の中で蛙はかんがえる」/フリースクール・フレスク代表 澤田敦子さん
・「多様性と包容性が地域社会にとってなぜ重要か」/秋田大学理工学部3年 鈴木洸星さん
・「無意識を意識する」/managara大学経済学部2年 小野佑真さん
※Zoomによる同時配信も行います。
定員 先着30人
参加費 無料
申し込み 市民活力推進課宛てに電話かメール(katsuryoku@city.noshiro.lg.jp)で
問合せ 市民活力推進課  電話89-2212


No.402 令和5年10月25日発行(10)
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