フレイル予防

発行:No.406 令和6年2月25日発行(6)

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フレイル予防
〜健康な生活は「健口(けんこう)」から〜

フレイルをご存じですか
 高齢になって心身の活力(筋肉、認知機能、社会とのつながりなど)が低下した状態を
『フレイル(虚弱)』と言います。多くの人が健康な状態からこのフレイルの段階を経て、
要介護状態に陥ると考えられています。フレイルの兆候を早期に発見して日常生活を見直
すなどの正しい対処をすれば、フレイルの進行を抑制したり、健康な状態に戻したりする
ことができます。
問合せ 市民保険課 電話89-2159
※21ページにフレイルチェック測定会について掲載していますので、ご覧ください。

フレイル予防の「3つの柱」
しっかりかんでしっかり食べる 栄養 食・口腔機能
運動する 身体活動 運動・社会活動など
社会と関わる 社会参加、就労 余暇活動 ボランティア

40代から気づいてほしい
フレイルはオーラルフレイルから始まります

オーラルフレイルとは
 お口の周りの筋肉量低下に伴い、食べこぼしをする、むせる、かたいものをかめない、
滑舌が悪い、口の中が渇くといったお口の些細な衰えはフレイル(虚弱)の前段階と言わ
れています。これをオーラルフレイルといいます。歯や口の働きは老化現象と深く関係す
るということが明らかになってきました。要介護にならないためには、元気な歯や口を維
持することが大切です。

やってみよう!オーラルフレイルのセルフチェック

質問事項
□ 半年前と比べて、かたいものが食べにくくなった はい2 いいえ0
□ お茶や汁物でむせることがある はい2 いいえ0
□ 義歯を使用している はい2 いいえ0
□ 口の渇きが気になる はい2 いいえ0
□ 半年前と比べて、外出が少なくなった はい1 いいえ0
□ さきイカ・たくあんくらいの硬さの食べ物をかめる はい0 いいえ1
□ 1日2回以上、歯を磨く はい0 いいえ1
□ 1年に1回以上、歯医者に行く はい0 いいえ1

オーラルフレイルの危険性
0〜2点……低い
3点…………あり
4点以上……高い

※歯を失った場合は、義歯などを適切に使って硬いものを食べることができるように治療
 することが大切です。


No.406 令和6年2月25日発行(6)
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