サポートスタッフより「ゆるやかに自死を語る」

サポートスタッフより
ゆるやかに自死を語る

自死遺族の集いコスモスの会
秋田グリーフケア研究会
代表 涌井 真弓
 自死は公に語ることの出来ない死ではありません。
 遺された人々には、大切な人の自死による、深い悲嘆や自責から自立し、新たな生き方を見出すための支援が必要です。本音で苦しみ、悲しみを語る場が、遺された人の身近になくてはなりません。
 人の死を原因と数値で見るだけではなく、遺された人々の思いと現状を把握し、地域で自死に向き合い、互いに支援して行くことが、これからの自殺予防活動において、何よりも必要なことです。
 ゆるやかに自死を語り、生きることを諦めない地域づくりを、共に実現して行きましょう。