市民ひろば

発行:No.1069 平成17年3月24日発行(17)

市民ひろば

21世紀は男女共同参画社会
女(ひと)と男(ひと)が輝くまち
〜「男女共同参画フォーラム」から〜

 2月19日(土)に「まぁ〜るい空気の中で、みんなが輝いて自分らしく暮らしたい!」をメインテーマに、初めての試みとして秋田県山本地域振興局・のしろまちづくりグループ「ニューウェ〜ブ」・能代市の主催による「男女共同参画フォーラム」が開催されました。
問合せ 男女共同参画係 電話89−2148

 第1部は「わいわいしゃべり場PART2」と題したワークショップ、第2部は群馬県立女子大学助教授 佐々木尚毅先生による「21世紀はみんなが主役」と題した講演、市民がパネリストとなってのパネルディスカッションが行われました。
 第1部では、参加者の皆さんが、「働きやすいか」、「仕事と家庭」、「福祉・介護」の3分科会に分かれ、活発な意見を出し合いました。最後に秋田県北部男女共同参画センター長の佐藤つじ子さんが、「男女共同参画を推進していくには、疑問を持ち、原因を追及し、変えていくという作業が大切です。まずは、わいわいと話し合ってみて、自分たちで解決できることを見つけ、できないならば、行政をも変えていくことが必要です。今日のようなフォーラムを通して、行政が身近なものであると分かっていただけるのではないかと思います。」と分科会と行政・民間が一緒にフォーラムを開催することの意義を集約してくださいました。
 第2部の講演では、真の男女共同参画社会とは、何でもかんでも男と女が同じというものではなく、男女にかかわらず、能力に応じた評価を受けることができる社会にしようとするものである、ということ。また、30年前にスウェーデンが、今の日本と同じ少子高齢化に直面した時に取った政策を紹介しながら、なぜ、少子高齢化問題が、男女共同参画に関係しているのかを分かりやすい言葉で具体的に説明してくださいました。引き続き行われたパネルディスカッションでは、4人のパネリストの方々が短い時間ではありましたが、ご自身の日常や、経験をお話ししてくださいました。このフォ−ラムを通して、今までは、「それは○○の仕事だから、やってもらって当然」という感覚であったのを、「自分のことは自分でやる。やってもらったら感謝する。」という、当たり前の感覚に変えていくことが、やすらぎのある家庭、働きやすい職場、暮らしやすい地域につながっていくのではないかと思いました。
 今に生きるわたしたちは、次の世代に生きる子どもたちのために、この社会を少しでも住みやすい社会にして手渡していく責任があります。そのためにも、男性も女性も、大人も子どもも、高齢者も障害者も生きやすい男女共同参画社会の実現が必要です。

広報クイズ
Q1 市では「のしろ○○子育てプラン」能代市次世代育成支援行動計画を策定しました。○○は何でしょう?
A.すくすく
B.いきいき
C.しあわせ
Q2 65歳以上で世帯全員が市民税非課税の人は、はり・きゅう・マッサージなどの施術1回につき、○○○円が助成されます。さて何円でしょう?
A.100円
B.500円
C.800円
※すべて正解した人の中から抽選で5人に図書券をプレゼントします。

応募方法…ハガキやファクス、Eメールなどでクイズ番号と答え(例、1=A、2=B)・住所・氏名・年齢・広報を読んでの感想や市に対する意見などを記入してください。
あて先…〒016-8501 能代市上町1番3号
市民まちづくり支援課広報広聴係まで
ファクス 89−1761
Eメール kouhou@city.noshiro.akita.jp
締め切り…4月14日(木) 次回広報発行日

前回のクイズの当選者
 前回(2/24号)の正解は、Q1=A(7年目)、Q2=B(3年間)でした。正解の中から和田典子さん、小松聡美さん、宮腰タカさん、田中武さん、畠山大輝さんに図書券を送ります。

No.1069 平成17年3月24日発行(17)

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