自治会いきいき No.132

発行:No.1070 平成17年4月14日発行(16)

自治会いきいき No.132

能代市自治会連合協議会  木元実さん(81歳)
 「各自治会長が活動に必要な知識の習得に努めています」
 市内には265の自治会があり、自治会どうしの親ぼく融和や行政施策への協力、自治会運営の研さんを図ることを目的として能代市自治会連合協議会が運営されています。
 協議会の事業として、16年度は十和田市を訪問して連合会の活動内容や市政などを研修しました。十和田市の協議会では部会制を敷いて防犯活動や花苗の無償配付などを行っています。行政との懇談会も開催していて活発さが感じられました。また北里大学キャンパスがあり、生徒1,000人、教授陣300人となっています。その家族を含めるとたくさんの人数になり地域の経済を潤しているということで、能代にも若い人が必要と痛切に感じました。
 研修では「高齢化社会の地域医療のあり方」と題して山本組合総合病院の大渕院長をお迎えして講演を聴きました。「高齢者の健康維持には個人の心がけも大切だが、地域として高齢者の健康を守る活動が必要」とのお話でした。
 これからは、高齢化社会がますます進むため、地域では自治会の役割が大切になって行くと考えています。各自治会が活発に活動し、適切に運営されて行くために手助けとなるような研修や視察に力を入れて行きたいと思います。
 このほか、ここ数年は「まちの美化運動」「高齢者の交通安全」に取り組んでいて、看板を設置したり、関係団体と連携を取っています。昨今の社会情勢では防犯・防災のための地域安全ネットワークが必要で今後の課題と考えています。
「納得できる地域づくり〜市長と本音で語ろう」で市長が各地域をまわられたが、自治会連合協議会としては大変良いことと評価しています。行政側との話し合いがもっと必要と感じているので、地域座談会のようなものを開いて欲しいと思っています。
※自治会いきいきは、今回で休止します。
次回から新しい企画を始めます。

No.1070 平成17年4月14日発行(16)

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