はじめよう

発行:No.1071 平成17年4月28日発行(18)

はじめよう
協働のまちづくり No.1

 市内では、今、さまざまな住民主体の自発的なまちづくり活動が生まれています。市もそれに対し、地域の人と一緒に考えながら、本気で、まちづくり活動を支援しています。

「まちづくり」ってなに?
 まちづくりとはなんでしょうか?道路を整
備したり、公園を作ったり、身近な生活環境を整えていくことは、まちづくりと言えます。また、地域の人たちでゴミ拾いをすることや、地域内の親ぼくを図るためにイベントを開催することも、まちづくりと言えます。住み良い地域のために行う社会活動すべてがまちづくりです。

地域の現状に満足していますか?
 これまでのまちづくりは、生活環境の整備については、行政が住民の要望を把握したうえで、行政が主体になり、整備をしてきました。また、地域のコミュニティ活動的なことは、地域の人がやってきました。
 でも、行政主導で進めるまちづくりが、その地域に住んでいる人たちがイメージする「住み良いまち」に必ずしも一致していなかったり、少子高齢化の進行やコミュニティの希薄化により、これまで住民が主体で行ってきた地域活動ですら、続けていくことが難しくなってきています。みなさんは、地域の現状に満足していますか?

地域のため、地域に住む自分のために
 地域を変えていく源は、行政ではなくそこに暮らす人たちの力のはずです。なぜなら、地域を最も知り尽くし、愛着を持っているのは、そこに暮らす人たちなのですから。まちづくりには、生活者の視点が最も大事なのです。
 まちづくり活動を行ったことによって住民間のコミュニケーションが生まれ、地域が徐々によくなってきているという声も実際に出てきています。地域のため、地域に住む自分のためにまちづくり活動を始めてみませんか?

 今回から始まるこのコーナーでは、今、市内で実際に行われている住民主体のまちづくり活動を紹介しながら、市が取り組んでいる新しいまちづくりの形「協働と納得のまちづくり」を考えていきます。

No.1071 平成17年4月28日発行(18)

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