日本海中部地震から22年 いざというときのために日ごろの備えを

発行:No.1072 平成17年5月12日発行(12)

日本海中部地震から22年 いざというときのために日ごろの備えを
日ごろから防災意識を忘れずに!

 昭和58年5月26日に発生した日本海中部地震から今年で22年目になります。この日は「県民防災の日」とされ、市では毎年防災訓練を実施しています。
 昨年は、国内で新潟県中越地震をはじめ、台風による災害も多く発生したほか、海外でもスマトラ沖地震により多くの人が犠牲となりました。
 今年は、大瀬儘下地区、第四小学校を中心に防災訓練を行いますので、皆さんのご協力をお願いします。        問合せ 行政係 電話89―2113

日時…5月26日(木)午前9時〜正午
場所…市役所、松籟荘、大瀬儘下、第四小学校、能代港
災害想定
 午前9時に能代市沖100キロメートルを震源とするマグニチュード7・7の地震が発生し、市では震度6弱を記録。

主な訓練内容
○災害対策本部の設置
 震度5以上の地震発生や大津波警報の発表、相当規模の災害発生の恐れがある場合に、市長は災害対策本部を設置します。今回は市役所に設置。
○避難誘導、火災防御訓練など
 移転改築された市養護老人ホーム「松籟荘」で、火災が発生したことを想定し、避難誘導訓練、逃げ遅れ者の救出訓練を行います。
○初期消火訓練、集団避難訓練など
 大瀬儘下地区で住宅火災が発生したことを想定し、地区住民による初期消火訓練、集団避難訓練、火災防御訓練を行います。
○学校避難誘導訓練、火災防御訓練など
 第四小学校で火災が発生したことを想定し、児童の避難誘導訓練、秋田県消防防災ヘリコプターによる救助搬送訓練を行います。
○現地対策本部設置、被災者の応急措置など
 第四小グラウンドに現地対策本部、応急救護所など設置。負傷者の応急救護、住民の健康管理を実施。被災者に対し非常食の供給と炊き出し、給水活動、電力施設・通信施設の復旧訓練、天ぷら油火災消火訓練を行います。
○海難救助訓練
 能代港で津波漂流者が発生したことを想定し、捜索救助活動を行います。

No.1072 平成17年5月12日発行(12)

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