一人ひとりの心掛けで、ごみの減量化を!

発行:No.1074 平成17年6月9日発行(2)

一人ひとりの心掛けで、ごみの減量化を!

17年度一般廃棄物処理実施計画を決定
 市では、環境保全、処理施設の延命化、処理費用の削減などを図るため、毎年度「一般廃棄物処理実施計画」を定め、ごみの減量化と資源化に取り組んでいます。16年度の実績と17年度の目標値、減量化・資源化の方法などについてお知らせします。
問合せ 清掃係 電話89―2176

ごみ処理量 前年より減少
 16年度のごみ処理量は22,337トンで、前年度と比較して812トンの減少となりました。内訳は、家庭系が704トン、事業系が108トンの減となっています。
 17年度計画では、年間のごみ処理量の目標を、家庭系が14,432トン、事業系が7,380トン、合計で21,812トンと設定しました。16年度実績と比較すると家庭系が222トン(1人1日9グラム)、事業系が303トンの合計525トンのさらなる減量を目標としています。

減量化のためにできること

【家庭系】
★222トン{1人1日9グラム(カップめんの容器1個の重さ)}を減量するために
○生ごみは、水切りを完全にする。(生ごみの65〜85パーセントが水分)
○過剰包装は断るようにする。
○買い物袋持参者用のサービスなどを利用し、できるだけ買い物袋を使わないようにする。
○コンポスト、ボカシなどを活用し、生ごみのたい肥化に努める。
○使い捨て商品をなるべく買わないようにする。
 各自が日常生活の中でごみを少なくする努力、ごみとなるものを持ち込まない生活習慣を身につけましょう。

【事業系】
★303トン減量するために
○生ごみは、水切りを完全にする。
○再生できる物の分別の徹底を図る。
○包装・容器などの簡略化を図る。
○買い物袋持参者に対する協力を行う。
○減量化計画を具体的に策定する。
 廃棄物を減量すること、分別してリサイクルすることは、地球の資源や環境を守るだけでなく、事業者の経費削減にもつながります。右の項目を参考にしてごみの減量に取り組みましょう。

資源化量は減少
 16年度の資源化量は2,266トンで、前年度と比較して237トンの減少となりました。内訳は、ビンが9トン、缶類が59トン、紙類は190トンの減少となっていますがペットボトルは24トン増加しています。
 16年度に集めたビンの約11パーセント、ペットボトルの約12パーセントが、洗わないまま出され、汚れがひどいため、リサイクルに回せず、ごみとして処理されました。17年度計画では資源化量を2,601トンと設定し、16年度実績よりも335トンの増量を目標としています。

容器の中が汚れているなどして、資源化できなかったものがたくさん!!
〜ごみにならないようにするためにも、容器の中をカラにし、水洗いしましょう〜

資源化推進のために
【家庭系】
★一人1日135グラム(コーヒー缶4.5個分の重さ)の資源化のために
○缶類・ビン・ペットボトルは中をカラにし、水洗いする!
○一升ビン、ビールビンなどは、できるだけ販売店や、資源回収団体に回収してもらう。
○暮らしの中にリサイクル製品を取り入れる。
○リサイクルできる物の分別を徹底し、資源ごみ回収ステーション・拠点回収ステーション(市役所・出張所・中学校)を有効に活用する。
 ごみを分別し、資源ごみに出しても、水洗いされていない容器は、中の液体が固まり腐敗するなど、リサイクルできない場合があります。必ず中をカラにし水洗いしましょう。

【事業系】資源化にご協力を
○リサイクルできる物の分別を徹底する。分ければ資源となります。
○再利用できる包装・容器などの普及や使用に努める。
○消費者が適正な包装・容器などを選択できるようにし、包装・容器などが返却された場合には、その回収に努める。

ごみ出しのルールを守って!

最近こんなことがありました
◎ごみ袋やペットボトルの中に注射器・注射針が捨てられていた
☆医療器具類は市で収集しません。病院へ回収を申し出てください。市では事件性の有無を確認するため、警察へ通報することもあります。
◎満タンのカセットガスボンベが巧妙に目隠しされ捨てられていた
☆過去に北部処理工場で爆発事故が発生しています。事故防止のため、ガス抜き穴が確認できない場合は収集しません。

不法投棄は
絶対やめましょう
 不法投棄の罰則は15年から強化され、産業廃棄物・一般廃棄物とも5年以下の懲役または1千万円以下(法人は1億円以下)の罰金が科せられます。

No.1074 平成17年6月9日発行(2)

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