はじめよう

発行:No.1075 平成17年6月23日発行(18)

はじめよう
協働のまちづくり No.5

自治会要望の事例から地域のグラウンドを協働で整備

 市では毎年、自治会に対して、身近な生活環境に対する要望の調査を行っています。自治会からはさまざまな要望が市に寄せられます。
 槐・四日市自治会からは、地域の運動会などで使用する運動場を整備してほしいと市に要望がありました。しかし、このグラウンドは市有地ではありません。これまで運動会が近づくと地域の人が草刈りやツタの除去を行ってきました。しかし、年々土地は荒れ、草刈りをしただけでは間に合わない状態になってきたことから、一昨年、地域で費用を出し業者が整地を行いました。今後はできれば、市に整地をお願いしたいということでした。
 しかし、市の所有する機械では、草が伸びていれば、機械が入っていきません。そこで、整地を行う前の草刈りは住民、整地は市が行うというように、それぞれの役割を決め整備することにしました。また、整地後のグラウンド管理も地域で行っていくことにしました。
 このように、市がすべてを行うのではなく、地域住民でできることは自分たちでやることによって、結果的に、より良い地域になっていくというケースは決して少なくありません。

No.1075 平成17年6月23日発行(18)

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