新「能代市」の誕生に向けて!

発行:No.1078 平成17年8月11日発行(10)

新「能代市」の誕生に向けて!
〜一体感づくりのために〜

 二ツ井町には、県立自然公園の「きみまち阪」、原生林の「七座山」、白神山地に接する「ふたつい白神郷土の森」、「日本一の杉」など、豊かな自然を象徴するスポットがあります。
「日本一の杉」は「仁鮒水沢スギ植物群落保護林」の中にあり、一歩、足を踏み入れると、ナラやカエデの広葉樹も混ざり壮大な樹林となっています。圧倒的なスケールと静寂は日常生活にはない特別な雰囲気を感じます。

第2回 保護林の探訪!!
〜「日本一の杉」があります〜
 きみまち観光ガイドの会長として活躍する伊藤徳治さんにお話を伺い、案内していただきました。
 お客さんは関東方面が多く、最近はほとんどが4〜5人の少グループです。一期一会の気持ちで接していますが、お客さんから教えてもらうことが実に多いと感じます。事前に勉強し、本物の自然を求めて来ます。 
 素朴な郷土料理や新鮮・安全な食にも強い関心を持ち、地方の温かさやいやしも求めています。
 恋文コンクールの受賞者を第一回から案内させてもらっていますが、今でもその方々とお付き合いが続いています。この活動で、たくさんの人を知る機会に恵まれました。これからも町のため、みんなのために役立ちたいです。
 能代、二ツ井は昔から仲間と思っています。井坂直幹が興した木材事業、戦後の復興材など、ほとんどは二ツ井から能代に運びました。山の木を通して、地域がつながっていました。その山が保護林として今も残っています。能代の方々にも、ぜひこの素晴らしい宝を見て、知ってほしいし、いろいろな交流をしていきたいと思っています。

No.1078 平成17年8月11日発行(10)

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