はじめよう協働のまちづくり No.8

発行:No.1079 平成17年8月25日発行(12)

はじめよう協働のまちづくり No.8

みんなの力で『迎え火』復活!
ロマンティックお盆TSURUGATA
ゆらゆらと揺れるあかりに酔いしれました…。

 鶴形地域では、約50年前まで8月6日になると子どもたちが海蔵寺に行ってろうそくをもらい、灯ろうにあかりをともしながら自宅に帰るという行事『迎え火』が行われていました。この灯ろうを頼りに、先祖の霊が迷子にならず各家々に帰ってきます。
 鶴形地域まちづくり協議会歴史部会では、今年この迎え火を復活させることにしました。
 100本の灯ろうにあかりがともる
 歴史部会では、迎え火を復活させるに当たり、さまざまな事を話し合いました。
 復活最初の今年は、8月6日に灯ろうを各家々の玄関先に設置して通りを灯ろうで飾ることにしました。そして、木材や和紙など灯ろうづくりに欠かせない材料をワンセットにし、希望する世帯に配ったほか、灯ろうの絵は灯ろう絵の名人を地域から探し、絵描きの講習会を開催しました。
 そして迎え火当日、鶴形街道や小路に設置された約100本の灯ろうにあかりがともると、幻想的な光景が生まれました。灯ろうのあかりが地域内をやさしく包む中、夜の散歩を多くの人が楽しみました。

No.1079 平成17年8月25日発行(12)

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