市の水道財政事情をお知らせします

発行:No.1082 平成17年10月13日発行(10)

市の水道財政事情をお知らせします

 皆さんが使っている水道の16年度決算が、市議会9月定例会で認定されました。公営企業としてサービスの向上に努めながら、経費の節減など経営の効率化を進めた結果、5,775万円の黒字決算となりました。
問合せ 水道課 電話52―5221〜52―5223

決算の概要(消費税込み)
 16年度の状況は18,620戸、46,978人の市民の皆さんに、年間約538万8,000立方メートルの水をお届けしました。これは、市民プールで約13,471杯分に相当します。  
 また、約1億5,300万円の事業費により送水管布設などを行ったほか、水道を安心して使用していただくために、約2億6,200万円で老朽管更新事業を、約2億6,700万円で配水管等整備事業を行いました。

(1)収益的収支(消費税込み)
収入 8億5,044万円
他会計補助金など 3,084万円(3.6%)
水道料金 7億8,452万円(92.3%)
下水道使用料徴収事務受託収入など 3,508万円(4.1%)
支出 7億6,731万円
原水浄水費 1億4,429万円(18.8%)
配水給水費 6,950万円(9.1%)
業務費 8,682万円(11.3%)
総係費 3,169万円(4.1%)
減価償却費など 2億3,271万円(30.3%)
支払利息など 2億230万円(26.4%)

(2)資本的収支(消費税込み)
(建設改良事業などにかかわる収支を表すもの)
収入 5億7,876万円
(企業債、補助金など)
支出 9億3,571万円
(浄水場整備などの事業費、企業債の償還金)
差引 △3億5,695万円
(差引不足額は内部留保資金などで補てん)

用語解説
【収益的収支】
水道水を供給することで発生する収益とそれに対応する費用
【資本的収支】
水道水を供給するための施設や設備の新設、改良に要する経費とそれに伴う企業債などの収入
【企業債】
事業の整備に要する財源として国や銀行などから借りるお金

No.1082 平成17年10月13日発行(10)

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