11月9日は「119番の日」

発行:No.1083 平成17年10月27日発行(11)

11月9日は「119番の日」
119番通報は落ちついて正確に!

 消防は、市民生活の安全確保を図るため、消火活動・予防・救急・救助・防災活動など『地域防災の要』として活躍しています。
 消防に対する正しい理解と認識を深め、防災意識の高揚と地域ぐるみの防災体制の確立のため、11月9日を「119番の日」としています。
問合せ 能代地区消防本部 電話52―3311

◆能代地区の119番通報システム
 能代市・八森町・峰浜村からの119番通報は能代地区消防本部通信指令室へつながります。
 携帯電話からの119番通報は、現在、県内を4ブロックに分割した代表消防本部受信方式(能代消防へは男鹿以北の沿岸13市町村から入電)で実施しています。
 12月上旬に管轄消防本部直接受信方式(通報場所を管轄する消防本部につながる)に移行する予定です。

◆通報はあわてず正確に
 通信指令室の問い掛けに従って、落ち着いて正確に答えてください。
火災の場合
(1)火事か救急か→「火事です」
(2)住所(何市・何町・何番・何号)
※住所がわからない場合は、目標となる建物
(3)氏名または建物の名称
(4)火災の状況(何が燃えているのか、逃げ遅れの有無など)
(5)名前と電話番号
救急の場合
(1)火事か救急か→「救急です」
(2)事故や病気などの状況(傷病者の人数や事故の状態などを具体的に)
(3)住所(何市・何町・何番・何号)
※住所がわからないときは、目標となる建物
(4)名前と電話番号
◎家庭では、いざというときに備えて電話のそばに「住所・名前・目標・電話番号」を記入したメモなどを準備しておきましょう。

◆携帯電話などでの通報
○携帯電話や自動車電話などの移動電話であることを告げてください。
○災害発生地域の管轄外消防本部に通じることがあります。市町村名・目標をはっきり確認してください。
○運転者が携帯電話などを使用する場合は、安全な場所に停車してから通報してください。
○災害発生地域が管轄外の場合は、管轄消防本部へ転送します。その間1分程度無音になりますが、携帯電話を切らないで待ってください。
○再確認のため、通信指令室から電話することがあります。通報後10分程度は電源を切らないでください。
○電話番号はすぐ言えるようにしておいてください。
※近くに公衆電話や一般電話などがある場合、なるべくその電話から通報してください。
17年の119番受信件数…2263件
(1月1日〜9月30日現在)
◎このうち、708件(31・3%)が携帯電話からの通報です。

 間違った住所で通報されると消防隊や救急隊は災害現場に到着できません。災害発生時、消防隊や救急隊が迅速に災害発生場所に到着するためには、正しい通報が大切です。

No.1083 平成17年10月27日発行(11)

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