子どもたちが笑顔で生活できるように!

発行:No.1086 平成17年12月8日発行(4)

子どもたちが笑顔で生活できるように!

第四小学区内では、あかしやっ子見守り隊の皆さんが子どもたちの安全を守るため活躍しています。

子どもたちを守る最も大きな力「それはみんなで目を配ることです」
問合せ 教育研究所 電話89―2947

不審者から未来を担う子どもたちを守りましょう
 今年の11月に広島市で、昨年の11月には奈良県で下校途中の小学校1年女子児童が殺害されるという痛ましい事件が発生しました。
 市内でもたびたび不審者が出現しているとの情報があり、最近も女子高生が車で連れ去られるという事件がありました。
 そこで、学校やPTA、自治会などのボランティアの取り組みが推進されています。しかし学校の先生や保護者、ボランティアや警察関係者の努力だけでは、未来を担う子どもたちを守ることはできません。
 市民の皆様に、日常生活の中で目を配っていただくことこそが、子どもたちを守る最も大きな力となります。
 社会の未来を担う宝物の子どもたちを、みんなで見守っていきたいものです。どうか、市民の皆様のお力をお貸しください。

市民の皆様にお願いしたいこと
(1)子どもたちが活動する時間帯に庭いじりや道の清掃、雪かきや散歩などをしながらさりげなく目を配ってください。
(2)子どもたちに不審者らしき者が接触して、不安な状況を見かけたとき、まずは110番をお願いします。教育委員会や地域の学校にもお知らせいただければ幸いです。
(3)必要に応じて子どもたちを保護してください。いろいろな場面で、学校と力を合わせて、子どもたちに危険を避ける行動を指導していただければありがたいです。

学校では次のように取り組んでいます
(1)不審者に出会ったときの行動の仕方や危険を避ける行動の仕方を指導しています。
(2)不審者情報を子どもたちや保護者などに伝え注意を呼び掛けています。
(3)PTAや自治会などが、ボランティアとして結成しているパトロール隊との連携を進めています。
(4)地域の皆さんの教えを、素直に受け止めることと、あいさつなどで仲良くすることを指導しています。

教育委員会では次のように取り組んでいます
(1)子どもたちに防犯ブザーを携帯させ、活用するよう勧めています。
(2)市内を巡回している郵便配達員・タクシー運転手さん、市関係の公用車に乗っている職員に、情報提供や可能な限りの危険解消と一時保護をお願いしています。
(3)不審者の情報を、各学校にすぐ知らせて注意を促しています。
(4)不審者情報や教育委員会の取り組みについて、学校教育課のホームページで紹介しています。(子ども安全・安心ホームページ)
(5)主な通学路について把握し、必要に応じて状況を改善するよう働きかけています。
(6)広報などで不審者対策を紹介し、市民の皆様へのご協力をお願いしています。

☆以前、広報広聴係に、第四小に通っている児童から、次のようなファクスが届きました。

◎あかしやっ子見守り隊の皆さんが、安全を確保してくれて、助かっています。街灯などの設置もできるだけ多くしてほしいと思います。

というものでした。

 小学生が、このように地域の皆さんの頑張りに対して、感謝の気持ちを表し、防犯意識を持っていることを、うれしく感じました。
 地域の安全を守るためには、そこに住んでいる多くの人が、身近な事に関心を持つことが大切です。
「地域のみんなで、問題を解決していこう」という取り組みも重要になってきます。
 自分たちの地域が、「少しでも住み良く安全になるように」と活動をしていくことが求められています。
 そのような活動が不審者が出にくい、安全・安心な生活環境にも結び付いていきます。
 子どもたちが安心し、笑顔で生き生きと暮らすことができるように、みんなで力を合わせて、頑張っていきましょう。

No.1086 平成17年12月8日発行(4)

この記事の掲載された紙面のPDFファイルダウンロードはこちらからダウンロードできます。
紙面の確認や印刷するにはPDFファイルの方が適しています。


広報TOPページへもどる