脳梗塞から身を守ろう!
発行:No.1086 平成17年12月8日発行(7)
脳梗塞から身を守ろう!
問合せ 健康増進係 電話89―2159
脳梗塞とは、脳の血管が詰まって、その先に酸素や栄養が行きわたらなくなる病気です。
脳細胞が死んでしまうと、寝たきりなどの深刻な後遺症を残す可能性があります。近年、人口の高齢化や生活習慣病の増加により、「脳梗塞」が増えています。
能代市国民健康保険疾病統計によると(17年5月診療分)、入院の医療費は、「脳梗塞」が第一位で、総医療費の10・4%を占めています。26日入院で約107万円かかり、2カ月のリハビリが必要な場合、検査、リハビリ代など含めて、さらに約126万円かかります。
◆警告信号
「一過性脳虚血発作」を見逃さないで!
一時的に脳の血管が詰まり、頭痛や目まい、半身まひといった脳梗塞と同様の症状が表れます。
放っておくとおよそ30%の人は、将来脳梗塞になってしまいます。脳梗塞の前触れ症状があったときは、すぐに医師の診察を受けましょう。
脳梗塞は、治療が早ければ早いほど回復するチャンスは大きくなります。
◆あなたの危険度をチェックしましょう
・年齢は60歳以上である
・血圧が高い
・糖尿病を患っている
・両親が脳卒中あるいは高血圧である
・ヘビースモーカーである
・肥満体である
・心臓に疾患がある
・運動不足である
・過度な飲酒をする
・脂肪や食塩を多く取るほうである
・ストレスが多い
※危険因子をたくさん持っていればいるほど脳梗塞にかかりやすくなります。
No.1086 平成17年12月8日発行(7)
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