はじめよう協働のまちづくり No.12

発行:No.1087 平成17年12月22日発行(14)

はじめよう協働のまちづくり No.12

常盤・檜山・鶴形地域づくりセミナー
〜地域間連携の強化を〜

 このたび、常盤・檜山・鶴形の各まちづくり協議会による地域づくりセミナーが開催されました。3地域では、住民の視点から暮らしやすい地域づくりを行っていこうと、それぞれの地域の特色を生かしたさまざまな活動を展開してきました。しかし、各協議会の間で交流の機会はそれほど多くなく、それぞれの活動内容を知る機会もこれまではありませんでした。
 今回のセミナーでは、各地域で行われている活動を報告し合い、情報交換を行うことで、お互いの活動に理解を深めることができました。また、各地域の現状を紹介していく中で、3地域には「少子高齢化の進行による地域の空洞化」、「米価の下落による農業への先行き不安」という共通する課題があることが浮き彫りになりました。
 最後に、セミナーのコーディネーターを務めた荒樋豊(あらひゆたか)教授(秋田県立大学短期大学部)は、「3地域は、それぞれ個性ある地域活動を行っているが、抱えている課題は共通している。高齢化は、5年後、10年後にはさらに進み、今よりもっと苦しい状況になっていく。今後、さまざまな局面で手を結んでいくことが必要ではないか」と連携の必要性を訴えました。

No.1087 平成17年12月22日発行(14)

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