トンネル・横断歩道橋の維持管理について

 能代市では、橋梁のほかに市道を構成する重要構造物として、トンネル 1本、横断歩道橋 2基を
管理しております。これらの施設はいずれも1968年~1969年に建設されており、老朽化が進行しています。

  ● 長 寿 命 化 修 繕 計 画  
 

 これらの施設の安全性を確実に保持するためには、必要な対策を適切な時期に着実かつ効率的・効果的に
実施する必要があることから、各施設の『長寿命化修繕計画』を策定しました。
 (計画の概要については関連ファイルをご覧ください。)
  

 ●点検 
 『長寿命化修繕計画』に基づき、適切に維持管理していくためには、定期的に点検を行い、損傷状況等を的確
に把握することが重要となってきます。
 平成26年7月には、道路法の改正【5年に1度の近接目視点検を義務づけ】も行われており、能代市におい
ても、計画的に点検を実施してまいります。
 
点検結果は、I~IVに区分され、それぞれ以下のような区分となっております。
 

  診  断  区  分
判 定 区 分
状  態
健 全
 構造物の機能に支障が生じていない状態
II
予防保全段階
 構造物の機能に支障が生じていないが、予防保全の観点から
 措置を講ずることが望ましい状態
III
早期措置段階
 構造物の機能に支障が生じる可能性があり、早期に措置を講ずべき状態
IV
緊急措置段階
 構造物の機能に支障が生じている、又は生じる可能性が著しく高く、
 緊急に措置を講ずべき状態  
 

 ● 点 検 結 果  
  平成26年度から行っている点検結果は以下のとおりとなっております。

H26 R1 R6 R11 R16 備     考
三ノ倉トンネル III II
 H28年度 補修工事実施
浅 内 歩 道 橋  III II         H30年度 補修工事実施
扇  寿  橋 III II  H28年度 補修工事実施