里親制度について
里親制度をご存知ですか?
さまざまな事情で家庭で暮らすことが困難な子どもたちを保護者に代わって養育をお願いするのが「里親制度」です。このような子どもを家族の一員として愛情と真心をこめて育ててくださる方のことを「里親」といいます。
毎年10月は「里親月間」です。
里親制度の普及啓発活動を行っています。里親制度の推進について
里親さんを募集しています
自分の家庭で暮らすことができない子どもたちは全国で約45,000人います。その多くが乳児院、児童養護施設など施設で暮らしています。秋田県内にもこうした子どもたちが約200人います。そのうち里親と暮らす子どもは約30人です。より多くの里親、そして地域の皆さんの理解や支援が必要な状態です。
里親の種類
子どもの養育期間や内容によって、「里親」は4つの種類に分けられています。●養育里親
何らかの事情により、家庭で育てることができなくなった子どもを養育する里親です。保護者が子どもを引き取れるようになるまで、または18歳になるまで養育をお願いします。
●専門里親
児童虐待を受けた子どもや障がいを持った子どもを養育する里親です。里親として3年以上の養育経験か、児童福祉業務の経験がある方等が、さらに専門里親研修を受けて認定されます。
●養子縁組里親
養子縁組によって養親となることを希望する里親です。●親族里親
両親の死亡、行方不明、疾病により入院になるなどのやむを得ない事情がある場合に、子どもの扶養義務者及びその配偶者が里親として養育するものです。里親になるには
里親になるために特別な資格は必要ありませんが、いくつかの要件を満たしていることが必要です。里親の要件
- 子どもの養育についての理解及び熱意と愛情を持っていること
- 経済的に困窮していないこと
- 本人及びその同居人が、子どもの養育に関して虐待等の問題がないこと
- 本人及びその同居人に、禁固以上の刑に処せられていないこと
- 里親認定研修を修了していること など
里親になるには? 登録の流れ
1.相談する 秋田赤十字乳児院もしくは管轄の児童相談所に連絡し、里親制度に関する説明をお聞きください。
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2.研修や家庭訪問を 里親になるためには、研修受講が必要です。
受ける また、児童相談所の職員等が家庭訪問をします。
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3.里親登録のための審議 里親登録のための審議があります。
認定・登録
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4.子どもとの 子どもとの面会、外出、外泊等の交流を得て、正式に委託されます。
マッチング・委託
相談先
里親に興味のある方、もっと詳しく知りたい方は、ご相談ください。秋田県フォスタリング機関 ~秋田県内の里親制度の総合案内窓口~
秋田赤十字乳児院 〒010-0041秋田市広字釣瓶町100-3
電話:018-884-1760
FAX:018-884-1762
管轄児童相談所
秋田県北児童相談所 〒018-5601大館市十二所字平内新田237-1
電話:0186-52-3956
FAX:0185-52-3911