能代市一般廃棄物処理基本計画の見直しについて(し尿及び生活雑排水処理編)
能代市一般廃棄物処理基本計画の見直しについて(し尿及び生活雑排水処理編)
1.見直しの目的
能代市一般廃棄物処理基本計画(ごみ処理編)については、平成19年3月に策定され平成
25年3月に中間見直しを行っております。計画最終年度は平成29年度となっております。
同基本計画(し尿及び生活雑排水処理編)については、平成21年7月に策定し、平成25年度
に「能代市生活排水処理整備構想」が見直されたことから、同基本計画(し尿及び生活雑排水
処理編)も見直しを行うものであります。
2.基本方針
公共下水道、農業集落排水や合併浄化槽といった生活排水処理施設の整備については、
平成20年度に策定し、平成25年に中間見直しされた「能代市生活排水処理整備構想」に基
づき効率的且つ効果的な整備を推進していきます。
3.し尿及び生活雑排水処理人口の推移
「能代市生活排水処理整備構想」に基づき、平成30年年度末で処理人口を40,590人とし
ます。
4.基本目標
汚水処理人口の目標については、平成30年度末で汚水処理人口普及率を77.4%としま
す。
5.目標達成に向けて
(1)事業計画の基本的方向
●能代地域
・下水道事業 全体計画面積 1,761ヘクタール 整備終了予定 平成56年度
・農業集落排水事業 当初計画にあった「鳥形地区」「須田・竹生地区」
「町辺・苅橋・魔面」を恒久区域として合併処理浄化槽事業の推進を
図ることとします。
・合併処理浄化槽設置事業 恒久区域は合併処理浄化槽の設置を進めます。
能代地域の恒久区域は平成24年度から市町村設置型
に移行しております。
●二ツ井地域
全域を市町村設置型による合併処理浄化槽の整備を進めます。
(2)生活排水整備手法について
生活排水等を処理するための施設整備は、相当な期間や費用を必要としますが、市民生活
においては、早期実現が望まれる事業であるため、国等への働きかけをし、積極的に生活排
水処理施設整備事業の推進を図ることにします。
(3)水洗トイレ改造融資あっせん制度
汲み取りトイレを水洗化したり、浄化槽を廃止して下水道等に接続する際の資金については
融資の上限額が100万円で返済回数が50回以内の融資あっせん制度を利用できます。
利子は次に該当する場合、市が全額負担します。
・下水道を使用できることとなった日から3年以内に水洗化工事をする方
・合併処理浄化槽で水洗化工事をする方