こどものしろ

発行:No.320 令和2年3月10日発行(11)

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こどものしろ

●ヨルダンの子どもたちの 学校・家庭生活
 ヨルダンの子どもたちは2年間の幼稚園、日本の小中学校にあたる10年間の基礎教育校、
高校にあたる2年間の中等教育校で勉強して大学などに進むんだ。学校は2学期制で、期間
はそれぞれ9月から1月、2月から6月まで。学校では英語教育も行われていて、公用語のア
ラビア語のほか、英語が話せるんだって。
 ここで、ヨルダンの小学校の一日のスケジュールを見てみよう。学校にいる時間は午前
7時半から午後2時ごろまで。授業ではアラビア語、算数、理科、社会、イスラム教、英語
を勉強しているそうだよ。
 午前10時半から11時までは朝食をとるそう。えっ朝食?って思うかもしれないけれど、
ヨルダンでは日本のように朝早くから食事をとる習慣がないんだ。昼食も帰ってから午後
3時ごろにとるのが普通なんだ。
 朝食時間は子どもたちが一斉に校庭に。思いのまま朝食を楽しんで、食べた後は、男子
はヨルダンの人気スポーツであるサッカー、女子は友だちとおしゃべりを楽しんでいるん
だって。放課後は日本のようなクラブ活動は無くて、授業が終わったら一斉に家に帰るん
だ。ヨルダンは家族の結びつきがとても強くて、お手伝いをしたり、家族と話したりして
家での時間を楽しむんだ。


●ヨルダンを訪問した齊藤市長からのコメント
 約29時間というとても長い時間をかけて訪れたヨルダンには、日本では見られないよう
な壮大な自然や豊かな食文化、そして、ファイサル王子やヨルダンのオリンピック関係者
をはじめとした多くの方々との出会いがありました。
 この地で得た強いつながりを大切に、オリンピックやその先もヨルダンと深く交流して
いけるよう取り組んでいきたいと思います。


No.320 令和2年3月10日発行(11)
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