41 いちょう

推定樹齢 640年(3株とも)           
樹高   手前①36.5m  奥②③28.0m
胸高周囲 手前①9.8m  奥②7.1m ③9.4m
     手前①は「本妻イチョウ」、奥②③は「連理のイチョウ」といわれている。 
所在地  銀杏山神社内(二ツ井町仁鮒字坊中147番地)
天然記念物指定日 昭和30年1月24日
説明
銀杏山神社の裏手には小さな沢をはさんで2か所に3株のイチョウの巨木があります。
①手前の「本妻イチョウ」は「乳柱のイチョウ」とも呼ばれ、幹の途中から気根が乳房のように垂れています。昔から乳の出の悪い母親が、願をかけると乳がでるようになると信じられていました。江戸時代、藩主佐竹公の奥方様も祈願して願いが叶えられたことから、銀杏山神社は佐竹公の家紋の使用を許されたといわれています。
②③少し奥には、2本のイチョウの根元近くに横枝でつながった「連理のイチョウ」があります。2本の間には少し空間があり、小さな祠があります。この2本の銀杏の間を一気に3回、8の字に回ると良縁が叶うと伝えられています。



①本妻イチョウ








②③道理のイチョウ