市長への手紙【令和5年度の概要】について

 「市長への手紙」では、令和5年度(11月末現在)に61件のご意見、ご提言等をいただきました。ありがとうございます。お寄せいただいた手紙のうち、主に市全体に関連する内容をお知らせします。なお、手紙の内容、回答は要約してあります。
※「市長への手紙」(ファクスを含む)や「市長へのEメール」の出し方については、関連リンクからご覧ください。
ご意見・ご提言 能代市総合体育館の駐車場について
内容  能代カップを応援するため能代市総合体育館に行きますが、駐車場の許容台数が少なく、毎回苦慮します。体育館横の噴水広場を駐車場にできませんか。
回答  能代市総合体育館の駐車場は、近隣の河畔公園を含め約540台分の駐車スペースがありますが、各種スポーツ大会やイベント開催時には、駐車場が不足することもあります。
 このため、市ではNPO法人能代市スポーツ協会やイベント主催団体等をメンバーとしたワークショップ等を開催し、噴水がある「水と階段の広場」を、駐車場やイベント等に利活用できる広場として整備することについて検討しております。
受付年月 令和5年5月 担当課 都市整備課、生涯学習・スポーツ振興課
 
ご意見・ご提言 二ツ井駅前の自転車置き場について
内容  二ツ井駅前の自転車置き場は、その大半は利用されていません。壊れた自転車が放置され、屋根の上にも中にもゴミがあるだけです。自転車置き場を撤去することを提案します。
回答  放置自転車は、降雪期を迎え自転車の使用予定が無くなった方々による放置と捉えており、市としても看板を設置するなどして、駐輪場利用者へマナー向上を促していきたいと考えています。
 また、現在放置されている自転車は、所定の手続きを行ったうえで撤去したいと考えています。
 自転車駐輪場の撤去につきましては、現在も使用されている方もいますし、自転車が整理されないことも懸念されますので、自転車駐輪場をすべて撤去することは困難と考えています。
 なお、老朽化してきておりますので、危険な部分を撤去するとともに、利用動向を見ながら、補修や部分的撤去を検討していきたいと考えています。
受付年月 令和5年6月 担当課 二ツ井地域局総務企画課
 
意見・ご提言 フードバンクの周知について
内容  住民の人々が困っている人たちを助けるために、フードバンクの存在を広くひろめて欲しいと思います。一人ひとりが助け合って生きていく社会でありたいと思います。
回答  フードバンク事業は能代市社会福祉協議会が生活課題や福祉課題を抱えた方に対する総合相談窓口の取り組みの一つとして実施しており、寄付を受けた食料品を、生活に困窮している方へ無償で提供しております。
 能代市社協だよりやホームページ等により、フードバンク事業を周知していますが、お困りの方に必要な情報が届くように関係機関と協力し、さらなる周知に努めます。
 また、浄明寺やファミリーマートの一部店舗、イベント等においてもフードバンク(フードドライブ)が行われていますので、併せて広く周知してまいります。
受付年月 令和5年6月 担当課 福祉課
 
意見・ご提言 猫の飼育について
内容  2軒隣の家で猫を飼っているのですが、多い時は外に15匹程います。この猫が我が家の敷地内に入り、いたる所で糞をします。我が家には小さい子もいますし、外遊びもしますので、とても迷惑しています。
 猫は極端に増えたり減ったりしています。去勢や避妊は飼主の責任ですし、捨てたり、殺処分しているのであれば、動物愛護法にも違反しています。担当課で見回り、指導などできませんか。
回答  以前にも同様の通報をいただき、現地確認しました。その際、宅外で餌やりをしている形跡があるお宅があったため、能代保健所へ連絡し、能代保健所の職員と一緒に訪問の上、本人に対して口頭で注意したほか、餌やり禁止に関するチラシを手渡しています。さらに、同チラシを町内会内で配布していただくよう町内会長へも依頼しています。
 今回、再度現地確認したところ、前回と同じお宅で餌やりの形跡がありましたので、能代保健所へ情報提供するとともに、より強い指導等も含め、対応をお願いしました。
 野良猫など猫に関しての問い合わせは、能代保健所が相談窓口となっていますので、市にご相談が寄せられた際には、能代保健所と連携して対応することとしています。
受付年月 令和5年7月 担当課 二ツ井地域局環境産業課
 
ご意見・ご提言 今夏の水害について
内容  今夏の水害で我が家も被災しました。能代市の敏速な対応には感謝します。同じ町内でも、床上浸水と床下浸水に分かれ、我が家は床下浸水で済みました。
 被害認定調査と災害ごみ収集はすぐに来ていただきました。特に災害ごみの収集は暑い中、日に何度も回られ、そのうえ「大変でしょうけど頑張ってください」と労いの言葉もかけてくださり、頭の下がる思いでした。
 床上浸水の家に日赤の箱を届けて見舞っている方もいました。床下の汚水をバケツで外の排水溝に捨てに行っているときに、隣家に来ている数人と遭遇したのですが、言葉ひとつ無かったことは残念でした。床上浸水も床下浸水も関係なく、迫りくる水に怖い思いをしたのは同じなのに、態度や心にまで線引きをされているのかと悲しい気持ちになりました。
 最後に齊藤市長さんの知事への陳情などもメディアで拝見しております。市で出来ること、県や国へ要請することも含め、安心して暮らせる街づくり・治水対策・洪水対策を切にお願いします。
回答  このたびの大雨により被害にあわれましたことに対し、心よりお見舞い申し上げます。
 そのような中、ご指摘のあった職員の対応につきましては、被害の程度に関わらず、同じく生命や財産が脅かされ、大変な思いをした地域全体の被災者の皆様への配慮が足りなかったと痛感しております。
 被災された皆様に対しましては、できるだけ早く通常の生活に戻れるように支援するとともに、つらい思いをした皆様の心に寄り添った対応をするよう市職員で共有し、今後の支援に努めてまいります。
 また、今回の災害を受け、市では県に対し、国、県、市で悪戸川の水害対策の検討を行うための協議会の設置及び河川改修事業の推進等による流域治水の抜本的対策を行うよう要望を行ったほか、米代川圏域流域治水協議会においても、国、県、市が連携して対策を講じていく必要がある旨を再度、関係機関に対し申し入れしました。
 今後も、住民の皆様と歩調を合わせ流域治水協議会等の機会を捉えて、抜本的な対策を講じていただくよう要望してまいります。
受付年月 令和5年9月 担当課 総務課防災危機管理室、福祉課、道路河川課