市庁舎等の有形文化財登録
市では、旧能代市での市庁舎及び市議会議事堂の歴史的価値の調査結果を踏まえ、国の登録有形文化財の申請をし、文化財登録原簿へ登録されました。
第一庁舎に関しては、建築構造力学の権威であった故武藤清氏が、構造設計と意匠の両方を手掛けた希少価値の高いもので、戦前の日本の建築様式の集大成と言える建造物であり、市議会議事堂に関しては、モダンかつ重厚なデザインであり、県下では類を見ない貴重な建造物であるとの評価を得ています。
これらの建築物を、将来的にも能代市民共有の地域のシンボルとして後世に残し、市内外に広くアピールしていきたいと考えています。
・経過
平成18年11月8日 市が文化庁へ登録申請
平成19年3月16日 文化審議会が能代市役所第一庁舎を含む209件(103箇所)の建造物
を登録有形文化財(建造物)に登録するよう文部科学大臣へ答申
平成19年7月31日 文化財登録原簿への登録
平成19年8月13日 文部科学大臣の告示
登録有形文化財(建造物) 「能代市役所第一庁舎」 |
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1 所在地 |
能代市上町1番3号 |
2 構造・形式等 |
鉄筋コンクリート造3階建、桟瓦葺、寄棟造、建築面積632平方メートル |
3 年代 |
昭和24(1949)年<棟札> |
4 登録基準 |
(2) 造形の規範となっているもの |
5 説明 |
能代市役所第一庁舎は、市中心部に位置する正面51メートル、側面11メートルの鉄筋コンクリート造3階建で、現在は税務課と会計課等が置かれている。 |
武藤 清(1903~1989): |
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ラーメン構造: |
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登録有形文化財(建造物) 「能代市議会議事堂」 |
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1 所在地 |
能代市上町1番3号 |
2 構造・形式等 |
木造2階建、カラー鉄板葺、切妻造、建築面積516平方メートル |
3 年代 |
昭和25(1950)年 |
4 登録基準 |
(2) 造形の規範となっているもの |
5 説明 |
市役所第一庁舎の南側に位置する正面18メートル、側面31メートルの木造2階建の建築で、1階に議場、2階に傍聴席を置く。 |
小屋組: |