団員募集
消防本部や消防署と同様に、消防組織法に基づき、それぞれの市町村に設置される消防機関です。地域における消防防災の要として、平常時・災害時を問わずその地域に密着し、地域の安心安全を守っています。 | |
消火活動はもちろん、地震や風水害など大規模災害時の救助・救出、警戒巡視、避難誘導、災害防ぎょに当たるとともに、平常時には、訓練、住民への啓発・広報活動、防火指導、特別警戒等の役割を果たしています。 | |
消防本部等の職員と同じく、権限と責任を有する非常勤の地方公務員です。普段は仕事を持ちながら、ボランティア精神によって消防団に入団しています。年額報酬や退職報償金、出場手当が支給され、公務災害補償等が受けられます。 |
充実した福利厚生制度があります
●公務災害補償制度
消防団員が公務(災害活動、訓練等)で負傷・病気・障害または死亡した場合に、その損害を補償し、併せて被災団員の社会復帰の促進、遺族の援護等のために必要な福祉事業を行うものです。(主な補償等の内容)
区分 | 補償等の内容 |
療養補償 | 医師の診察、処置、手術、薬剤など治療に必要な療養費(全額) |
休業補償 | 療養のため仕事を休み、給与などの収入を得られなかったとき、1日につき補償基礎額(勤続10年未満の団員で8,800円)の60%を補償。 |
休業援護金 | 休業補償を受ける人に、補償基礎額の20%を支給。 |
●消防団員福祉共済制度
消防団員が死亡、または障害を受けた場合に、弔慰金・見舞金・援護金が給付されます。公務以外でも該当になり、入院見舞金もあります。能代市では、消防団員の福利厚生のため、公費で掛金を支払っています。
区 分 | 事由 | 給付名称 | 金 額 等 |
死亡 | 公務 | 弔慰金 |
2,300万円 他に遺族援護金100万円等あり |
公務外 | 遺族援護金 |
100万円 |
|
重度障害 | 公務 | 重度障害見舞金 |
2,300万円 他に生活援護金100万円等あり |
公務外 | 生活援護金 |
100万円 |
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障害 | 事故疾病 | 障害見舞金 |
6万円~50万円 |
入院 | 事故疾病 | 入院見舞金 |
7日以上 1日1,500円 (120日限度) |
●退職報償金
消防団員として5年以上勤務して退職した人に、その労苦に報いるため支給する功労金としての性格を持つ金銭給付です。
(単位:千円)
勤務年数 | 5年以上 10年未満 |
10年以上 15年未満 |
15年以上 20年未満 |
20年以上 25年未満 |
25年以上 30年未満 |
30年以上 |
階 級 | ||||||
団員の場合 | 200 | 264 | 334 | 409 | 519 | 689 |
●秋田県消防協会互助会
「一般財団法人 秋田県消防協会」によって運営されている事業です。能代市では、消防団員の福利厚生のため、公費で掛金を支払っています。
1 罹災見舞金:会員が火災や地震などの災害により、被害を受けたときに贈呈されます。
対象者 |
区 分 |
金 額 |
会 員 |
住家全焼、風水害等による全壊等 |
10万円 |
住家半焼、風水害等のよる半壊等 |
損害額に応じて2万円~6万円 |
|
非住家の全焼、半焼、家財の焼失等 |
損害額に応じて1万円~3万円 |
2 弔慰・傷痍見舞金:会員等が死亡したとき、又は職務のため傷痍を受けたときに贈呈されます。
対象者 |
原 因 |
死亡・傷痍の区分 |
金 額 |
会 員 |
職務のため |
死亡、1ヶ月以上の休養を要する傷痍など |
1万円~5万円 |
職務以外 |
在職中に死亡 |
1万円 |
|
会員以外 |
災害防止のため |
死亡、長期にわたって医療を受けた傷痍など |
1万円~2万円 |
3 結婚祝い金:会員が結婚したときに贈呈されます。
対 象 者 |
事 由 |
金 額 |
会 員 |
結婚したとき |
1万円 |
年額報酬・出勤手当(費用弁償)は
階 級 |
報 酬 額 (年 額) |
団 員 |
36,500円 |
区 分 |
費用弁償額(日額) |
災害への出場 4時間以上 (4時間未満) |
8,000円(4,000円) |
災害以外(訓練・警戒等)への出場 |
3,000円 |
会議・広報活動への参加 |
1,500円 |
(平成31年4月1日現在)
功労があったり、永年にわたり勤続すると、さまざまな表彰も受けられます。 |