能代市役所地球温暖化対策実行計画 平成18年度報告(能代地域)

 合併前の旧能代市では、地球温暖化対策の一環として能代市役所地球温暖化対策実行計画を推進してきました。計画の期間は平成13~17年度となっておりますが、平成18年度は能代地域の庁舎及び学校において、期間を延長し暫定的に実施しました。この度、平成18年度の結果が出ましたので報告します。

 なお、平成19年度からは、合併前の旧能代市と旧二ツ井町のシステムを統一・再構築した能代市環境マネジメントシステムを運用し、さらなる温室効果ガス排出量の削減を目指して地球温暖化対策に取り組んでおります。

●計画の目的

 この計画は、「地球温暖化対策の推進に係る法律」第8条により、地方公共団体に策定が義務づけられた法定計画であるとともに、地球温暖化対策だけでなく、廃棄物の減量、リサイクルの推進、水道使用量の削減、グリーン購入の拡大も含めた環境保全のための率先実行計画とします。

 また、環境に配慮した市役所の事務・事業活動を推進するための具体的な手段及び推進体制を定め、それに基づき温室効果ガスを削減することにより、地球の温暖化対策を推進するとともに、循環を基調とした持続的発展が可能な社会の構築を目指すものです。

●計画の期間

 計画の期間は、平成13年度から17年度までの5年間です。(18年度継続実施。)

●計画の対象

 計画の対象範囲は、職員が直接実施する市役所の事務及び事業すべてです。庁舎におけるもののみならず、学校、水道、下水道、廃棄物処理なども含みます。ただし、他者に委託して行う事務(委託料の中に燃料費及び光熱水費を含む委託事務)及び公共事業は、温室効果ガス総排出量の削減目標の対象に含まれません。(18年度は能代地域の庁舎及び学校を対象。)

●目標及び実績

・温室効果ガス排出量の削減目標及び実績
<目標>
 平成11年度を基準に平成17年度末までに温室効果ガス排出量の6パーセント以上の削減を目指す。
<実績>
 平成11年度温室効果ガス排出量2,356,321(キログラム-CO2)
 平成18年度温室効果ガス排出量2,240,169(キログラム-CO2)

平成11年度比4.9パーセント減

●各項目毎の削減実績について

項 目
活動の種類
単位
平成18年度
基準年度
(平成11年度)
評価
基準年度比
(パーセント)



使

1 ガソリン
リットル
43,228
38,320
×
(不可)
112.8
パーセント
2 灯油
リットル
358,941
385,261

(可)
93.2
パーセント
3 軽油
リットル
20,048
30,172

(可)
66.4
パーセント
4 A重油
リットル
20,700
31,150

(可)
66.5
パーセント
5 潤滑油
リットル
42
0
6 液化石油ガス
キログラム
14,776
14,618
×
(不可)
101.1
パーセント
 
7 都市ガス
リッポウ
メートル
77,178
73,073
×
(不可)
105.6
パーセント
8 電気
キロワット
2,375,259
2,414,740

(可)
98.4
パーセント
9 走行距離数



普通
・小型乗用車
キロ
メートル
55,183
20,748
×
(不可)
266.0
パーセント
軽自動車
キロ
メートル
50,568
41,000
×
(不可)
123.3
パーセント
普通貨物車
キロ
メートル
0
0
小型貨物車
キロ
メートル
206,396
189,487
×
(不可)
108.9
パーセント
軽貨物車
キロ
メートル
61,977
118,730

(可)
52.2
パーセント
特殊用途車
キロ
メートル
34,173
4,338
×
(不可)
787.8
パーセント

普通
・小型乗用車
キロ
メートル
16,086
38,396

(可)
41.9
パーセント
普通貨物車
キロ
メートル
32,152
14,033
×
(不可)
229.1
パーセント
小型貨物車
キロ
メートル
86,346
88,348

(可)
97.7
パーセント
特殊用途車
キロ
メートル
20,655
62,035

(可)
33.3
パーセント
10 カーエアコンに伴うもの
55
26
×
(不可)
211.5
パーセント
11 畑作肥料に含まれる窒素の量
トン
0.25
1.05

(可)
23.8
パーセント
温室効果ガス排出量
(CO2換算)
キログラム-CO2
2,240,169
2,356,321

(可)
95.1
パーセント