能代のねぎの栽培



 「ねぎ」というと、秋冬の鍋物の季節のイメージがありますが、能代では寒い冬を雪の下で越した春ねぎや夏ねぎも出荷しており、通年でねぎが栽培されています。

 とはいうものの6月~7月は端境期となり、品質、量とも落ちてしまいます。この課題の解消に向け、能代市では農業技術センターにて品種比較や栽培技術の実証などを行い、地元に適した品種の選定や新たな作型の確立、栽培農家への技術普及活動を行って、より高いレベルの通年栽培を目指しています。

 能代では、秋田県が整備を進める園芸メガ団地でねぎを栽培しています。これを核として市内5地区にサテライト型のねぎ栽培の圃場があり、今後さらに栽培面積を拡大していく計画です。

 《能代のねぎの栽培面積の推移》※JAあきた白神 ねぎ部会資料 

年 度

H30(計画)

H29 

H28

H27

H26

面積(ha)

145

138

130

126

120