地域おこし協力隊通信 (2023.6.10)
地域おこし協力隊通信活動クローズアップ斉藤常治 編
コロナ禍の逆風をプラスに五能線に関わり続けた3年間
6月末に3年間の任期を終える地域おこし協力隊の斉藤常治さん。鉄道好きの知識と経験を生かしながら、観光担当として能代の魅力発信に貢献してくれました。3年間の活動を振り返りながら、五能線ファンの斉藤さんならではの沿線お薦めスポットを紹介してもらいました。
オンライン活用セミナーの成果
大好きな「リゾートしらかみ」が走る五能線沿線で働きたいという理由から能代の地域おこし協力隊に応募。令和2年7月に活動を始めてから、あっという間に3年が過ぎようとしています。3年間の中で最も力を入れてきたのが、オンライン活用セミナーです。私が得意とするオ
ンラインツアー作りのノウハウを、市内の観光関係者らに伝えてきました。参加者の中から、オンラインでの米代川カヌー体験や木工品作り体験などが誕生。市民の皆さんのセンスの良さ、学ぶことへの意欲の強さ、習得する早さに本当に驚きました。
五能線中心のツーリズムを実現
着任当時はコロナ禍が始まったタイミング。「観光担当にはちょっぴり運が悪い」とも思いました。しかし、活動の柱に掲げていたのがオンライン体験ツアーだったこともあり、多くの方が参加してくださいました。人気の五能線関連オンラインツアーは、これまで100回程度実施。企業や高齢者施設といった団体利用も多く、参加者は350人に上ります。コロナ禍の逆風をプラスに変えて取り組んできました。やりたかった五能線中心のツーリズムを実現することができ、61年の人生の中で一番楽しい3年間だったと実感しています。
五能線PRグッズも制作
観光PRにつなげようと、五能線に絡めたオリジナルロゴやキャラクターも制作。グッズを制作・販売し、土産物や五能線旅の思い出の品として喜ばれています。退任後は地元の千葉県に戻りますが、五能線関連グッズがこの地に根付き、それをきっかけに能代に来たいと思う人が増えたらうれしいですね。今年4月に総務省の地域力創造アドバイザーに就任しました。協力隊の活動で学んだ地域創成の方法や人とのつながり方を、今後の活動に生かしていきたいです。