ふるさと納税寄附金の活用状況について


ふるさと納税寄附金の活用状況

本市では、ふるさと納税の制度を通じて、地場産品のPR及び市のPRを図っておりますが、令和2年度においては、全国から1万3,908件、2億3,937万4,502円のご寄附を頂きました。皆様からのご厚意に改めて心から感謝申し上げます。

皆様から頂いた寄附金については、「能代市ふるさと納税基金」へ積み立て、皆様のご希望に沿った、そして、市民が笑顔になれるような施策に活用させていただいております。

これまで引き継がれてきた自然、伝統・文化、生活基盤等を地域の誇れる宝として次代へとつないでいけるよう、皆様からのふるさと納税を有効活用させていただき、本市のさらなる発展となるよう事業に取り組んでまいりますので、今後とも能代市への応援をよろしくお願いいたします。

頂いた寄附金を活用した令和3年度の事業の一例は、下記のとおりとなっております。
(詳しくは、関連ファイル「ふるさと納税寄附金の活用状況一覧」をご覧ください。)

ふるさと納税寄附金の使い道

1.自然や伝統文化の継承    金額:48,969千円

◇民俗芸能等振興費
能代市には長年地域で守られされてきた郷土芸能が数多くあり、民俗芸能団体への活動支援を行っています。伝統の歴史と技を守るため、市内ではたくさんの子どもたちが練習し、例年文化祭などで発表しています。

◇電気自動車購入事業費
令和3年12月、災害時の電源の確保・供給も可能な電気自動車および外部給電器を導入いたしました。市では2050年カーボンニュートラルに向け、今後も温室効果ガス削減を図るとともに、今回導入した電気自動車および外部給電器の積極的な活用を検討していきます。

【その他の主な活用先事業】
松くい虫対策事業費、一般環境調査費、檜山安東氏城館保存管理事業費など
 






2.特色あるまちづくり活動 
   金額:23,858千円


◇バスケの街づくり推進事業費
秋田県能代市には、高校バスケットボール界の名門「能代工業高校(現校名:能代科学技術高校)」があり、バスケの街づくりに取り組むとともに、現役選手たちを応援しています。令和3年7月、能代科学技術高校バスケットボール部の寮生と下宿生へのJAあきた白神米贈呈式が行われ、市とJAが共同で玄米1年分を贈りました。

◇市民まちづくり活動支援事業費
市民参画のまちづくりを推進するため、自主的にまちづくり活動を行う市民団体に補助金を交付しています。令和3年度は「能代七夕まつり」や「能代公園おもしろアート祭り」など、1次募集・2次募集合わせて6団体を市民まちづくり活動支援事業として認定いたしました。

【その他の主な活用先事業】
宇宙のまちづくり推進事業費、恋文のまちづくり推進事業費など
 






 


3.活性化イベントの応援 
   金額:7,898千円


◇天空の不夜城推進事業費
能代市には、一世紀の時を超えて復活した大型城郭灯籠「天空の不夜城」をはじめとする夏のイベントがあります。新型コロナウイルスの影響により令和3年度の運行は見送りとなりましたが、高さ日本一の「愛季(ちかすえ)」(24.1m)、「嘉六(かろく)」(17.6m)を市役所本庁舎駐車場にて展示しました。夜にはライトアップが行われ、能代の夏の夜を華やかに彩りました。
 




 


4.生活基盤づくり 
   金額:146,949千円


◇次世代エネルギー導入促進事業費
能代市では、地域資源を活かした次世代エネルギーの導入により活力を生み出す「エネルギーのまち」を目指しています。風力発電の先進地域として、地域経済と産業の活性化や、非常時でもエネルギーを確保できる安心なまちづくりのため、今後も次世代エネルギーの促進を図っていきます。

◇めんchoco誕生事業費
生まれてきた赤ちゃんにありがとうの気持ちを伝え、いつまでもふるさと能代を忘れずに幸せに暮らしてほしい、家族の絆や地域を思う心を持った子どもに育ってほしいとの願いを込め、新生児に絵本や「木都」能代の木工品をプレゼントしています。
※めんchoco(めんちょこ)とは、秋田弁で❝目に入れても痛くないほど可愛い子❞の意味です。

【その他の主な活用先事業】
子育て祝い金事業費、百歳長寿お祝い事業費、保健センター健診事業費、学校給食管理費、地域防災力向上事業費など