能代市バイオマスタウン構想
      ●バイオマスタウンの実現に向けて
      
        市では、バイオマスを資源として捉えた利活用を検討し、地球温暖化対策や循環型社会の形成とともに、バイオマス関連産業の発掘や育成、農林業の活性化に役立てたいと考え、バイオマスタウン構想を策定しました。
        これにより、市のバイオマス利活用の方向性を示し、民間事業者が積極的に地域資源である森林資源や農作物、生ごみなどの利活用に取り組める環境を整備するとともに、新産業の創出や関連企業の立地に向けて取り組みを進めていきます。
      
       ●バイオマスとは
      
        「バイオマス」は動植物から生まれた再生可能な有機性資源です。代表的なものに、家畜排せつ物や生ごみ、木くず、稲わら、もみ殻などがあります。
      
       <廃棄物系バイオマス>
       ・畜産資源(家畜排せつ物等)
       ・食品資源(加工残さ)
       ・産業資源(パルプ廃液等)
       ・林産資源(製材工場残材、建築廃材等)
       ・下水汚泥
      
       <未利用バイオマス>
       ・林産資源(林地残材)
       ・農産資源(稲わら、もみがら、麦わら等)
      
       <資源作物>
       ・糖質資源(さとうきび、てんさい)
       ・農産資源(米、いも類、とうもろこし類)
       ・油脂資源(なたね、大豆、落花生等)
      
       ●バイオマスを使うメリットは?
    
      
       
    
      (出展 社団法人 日本有機資源協会「バイオマス・ニッポン」)
    
      ●バイオマスタウンとは?
      
        バイオマスタウンとは、地域において、広く地域の関係者の連携の下、バイオマスの発生から利用までが効率的なプロセスで結ばれた総合的利活用システムが構築され、安定的かつ適正なバイオマス利活用が行われているか、あるいは今後行われることが見込まれる地域のことです。
      
       ●どのように実現するの?
      
        市町村が中心となって、地域のバイオマス利用の全体プラン「バイオマスタウン構想」を作成し、その実現に向けて取り組みを進めていきます。
      
       ●能代市バイオマスタウン構想フロー図
       
        
    
      
       ●バイオマスの利用についての支援
      
       ・地域バイオマス利活用交付金(農林水産省)
        バイオマスタウン構想の公表により、市町村や民間事業者がバイオマスの利活用を具体的に進める場合、施設整備等について、国から最高2分の1まで事業費が補助されます。地域におけるバイオマスの発生から利用までの総合的利活用システムの構築に必要な取組みの支援、また、創意工夫を凝らした主体的な取組みも支援されます。