令和5年度 心の傾聴ボランティア養成講座を開催しました。
心の健康づくりや自殺予防について正しい知識をもち、心の悩みをもつ人などの「身近な話し相手」としてあたたかく寄り添いながら、
孤独や不安に耳を傾けてくれる“心の傾聴ボランティア”の養成を目的に、心の傾聴ボランティア養成講座を開催しました。
全5回の講座のうち4回以上出席された方は修了生となり、傾聴サロンを立ち上げる等して活動されています。
今年度は15名が修了生となりました。
講座の様子
①「自殺の現状や予防の取り組みについて」山本地域振興局福祉環境部 健康・予防課、能代市健康づくり課
秋田県および能代市の自殺の現状や予防の取り組みについて学びました。
②「傾聴ボランティアの役割と取り組みについて」「自殺予防活動の現場から」
心といのちを考える会 会長 袴田 俊英 氏
自殺予防活動の実際や地域の支え合いの大切さについて学ばせていただきました。
③「うつ病への理解とその対応について」
島田病院 医師 石川 博康 氏
気分障害について複数の症例から学ばせていただき、理解を深めました。
④「あなたの周りで困っている人は誰でしょう」演習「聞き方のコツと伝え方のコツ」
臨床心理士 濱田 拓 氏
傾聴のポイントやロールプレイ演習を通し、傾聴スキルを身につけました。
⑤「私たちにできることを考えよう」傾聴ボランティア活動紹介と交流会
市の傾聴サロン4団体が参加し、それぞれのグループの活動紹介や交流会を行いました。
フォローアップ講座の様子
今年度の修了生を対象に、フォローアップ講座として市のサロン2団体の見学に伺いました。見学を通し、修了生として今後どんな活動をしていきたいかを考える良い機会となりました。
①ほっと・サロン(ふれあいのWA)
②ごっこサロン(ゴッコの会)